七字英輔氏(演劇評論家) 日本の演出家の中でも、原田一樹ほど異色で多彩な活動を行なっている者は、そうはいない。埼玉県川口市に本拠をもつ自劇団「キンダースペース」がほぼ一年に一回のペースで行なう東京での公演(勿論、本拠での公演はそれに倍する)の他に、市川夏江が主宰する「方の会」や、フランスの劇作家ギィ・フォアシィの作品を専門に上演している「ギィ・フォアシィ・シアター」の演出も手がけ、最近では俳優座以外でも、音楽座ミュージカルやNLTの喜劇演出も行なう。 俳優座発行 「コメディアン3月号」より |
江原吉博氏(演劇評論家) ここで取り上げておきたいのは、「小劇場ブーム」「静かな演劇」と続く流れのかたわらで、距離を保って独自の道を開拓してきた劇作・演出家である。 正当派演劇の確立。それは二十一世紀の日本演劇に是非ともなくてはならないものである。彼ら若手演出家に寄せる期待はきわめて大きい。 テアトロ 2001年5月号 より |
演劇タイムズ〜見たい!知りたい!演劇業界!より 日本で活動している劇団は数限りなくあります。しかし、そのほとんどが一般に知
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