劇団キンダースペース レパートリーシアター Vol.51
k#98

パレード待ちながら

作/ジョン・マレル  訳/吉原豊司  演出/原田一樹  

後援カナダ大使館

戦争は女の顔をしていない。

では男の? 兵士の? 独裁者の? 正義の?

19世紀には、西欧諸国間の戦争、世界各国の内乱に傭兵として出かけ、20世紀に独立。

21世紀には世界に例のないジェンダーフリー、ダイバーシティの実現国家となった先進国カナダの、

これは残された女たちの物語。


無事に幕を下ろすことが出来ました。
ご観劇、応援いただきました皆様、ありがとうございました。

⭐️2022年10月13日には、防衛大学校(神奈川県横須賀市)にて1,200名の生徒さんの前で上演いたしました⭐️

真剣に観ていただき、終演後は大きな拍手をいただきました。

ありがとうございます。


お客様からの感想・舞台写真



【あらすじ】

 第二次世界大戦下のカナダ・カルガリー。

 名誉、栄光、腹の足しにもならない世迷言のために破壊と殺戮を繰り返す男たち。

 銃後を守る女たちは不安を抱えながら「非常時」を耐え、男たちを待ち続ける。

 とめどないお喋りと歌、涙ぐましい奉仕活動、馬鹿馬鹿しい非常訓練。

 女性の目線から戦争の狂気と愚かさを訴える。


キャスト

マーガレット
キャサリン
 ジャネットマルタ
   
 瀬田ひろ美 古木杏子 榊原奈緒子 松井結起子
    

 イーヴ イーヴ

   

 小林もと果 岡田千咲
《アンダーキャスト公演》


日時

 2022年10月26日(水)〜30日(日)
  開演時間(開場は開演の30分前)

  26日 27日 28日 29日 30日
  水木  土 日
 13:30        ×
 14:30   ×  ×  
 18:00     ×  
 19:00      ×  
アンダーキャスト公演(イーヴ役のみキャストが変わります)
× =満席です。ご希望の場合、キャンセル待ちで承ります。 
△=まもなく満席です。劇団に直接お問合せください。

 

チケット 日時指定・自由席・要予約

 ■活動支援チケット 4,000

  新型コロナウイルス対策費用を援助して頂くチケットです。

 ■前売券 3,000<当日券 3,300>

 ■市民割引券 2,500(川口・蕨・戸田の三市に在住・在勤の方)

 ■養成所割引券 2,500(大学・専門学校・演劇養成所生徒対象)

 ■学生割引券 1,500(高校生以下対象)

 ■後援会会員(賛助会・友の会) 無料 ※賛助会会員には招待席を御用意します。

  賛助会会員募集中!

 ※未就学児童のご入場はお断りしております。ご了承ください。


ご予約

 ソーシャルディスタンスを守るため、客席数を減らしております。
 是非お早めのご予約をお願いいたします。

 お名前・連絡先・希望日時・枚数・チケット種類を、劇団キンダースペースオフィスに必ずご予約ください。

 予約の変更はお早目にご連絡ください。

 ■劇団オフィス/TEL 048-252-0551 FAX 048-255-4342 E-mail post@kinder-space.com

 ■こりっちチケット予約システム(8月15日発売開始)

  ※満席・もしくは満席に近いためコリッチでのご予約はできなくなっております。劇団にお問い合わせ下さい。

劇場

 劇団キンダースペースアトリエ TEL048-255-4342

 埼玉県川口市西川口1-23-3 REGIA 1F

 京浜東北線「西川口」駅徒歩2

 MAP

スタッフ

 美術/原田一樹

 照明/中村智也

 音響プラン/三枝竜

 音響操作/坂本奈都実

 チラシデザイン/古木杏子
 映像製作/シャイズ企画

 協力/(株)プロダクション・エース 劇団キンダースペース後援会 ワークユニット2022

    文具のヤマモト CASK AND STILL そば処二幸

 制作/劇団キンダースペース
     村信保 深町麻子 森下高志 林修司 
斎藤美那子 関戸滉生 宮西徹昌 岡田千咲 杉山賢 西本亜美 中根瑠理 原田祈吹 山崎稚葉 丹羽彩夏



チラシ





2017年上演時の感想より】

◆主役を作らず5人の女性が、五人五葉に絡み合って、イニシアティブを回しながら話が螺旋状に立ち上がっていく。

 そう、まさにペンタゴンのスパイラル。

 歪な五角形のバームクーヘンのような構造で、5人のそれぞれの破滅を、時に哀しく、時に可笑しく、しなやかに描く。

 カナダらしい、近代多民国ならではの設定。それぞれの戦争。

◆その時代を生きていたわけではないのに、その空気感を強く感じ、

 市井の人々の強さや戸惑いを追体験するような気分に囚われた。

◆ラストシーンは戦慄的。ぼくらはいったい何を「待っている」のかを鋭く問いかける幕切れで、

 この芝居が過去のものではなく、まさしく「今」の芝居なのだということを実感させる。

 2017年「パレードを待ちながら」サイト



タイトル下にある K#97 はキンダースペース本公演・レパートリーシアターの総上演数です。
今回の公演で98回目となります。




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