当日アンケートより
・熱のこもった良いお芝居でした。あっという間でした。
・ちょっとしたタイミングで人の運は変わってくると思う話でした。コロナ禍で先が見えず年が明けて収束する日が来るかも分からず不安な今と重なりそうです。
・格差が生むアツレキを、過去と現在を比べながら上手に演じておられ、良かったです。遠藤さんと女優さんの呼吸も合って良い芝居でした。ありがとうございました。(69歳/男性)
・すばらしい。演技力もよかった。構成もよかった。(68歳/男性)
・自分から動かないと何も始まらないとすごく感じた舞台でした。(33歳/女性)
・人間のデリケートな問題の話で面白かった。演じるのはとても難しく思った。(女性)
・「もしもあの時……」
この年になり我が人生を振り返ると、そんなときがゴロゴロとしていることに気がつきます。重いテーマでしたが、楽しくすごすことができました。(65歳/男性)
・作品が興味深いものであった。演者もすばらしい。1つの層の存在。アメリカにはこういう演劇がある。いいね!
・後半の展開がとても印象に残りました。サイゴの一言が胸にしみました。
・今回も熱演すばらしかったです。人の世はすてたものではないですね。(男性)
・すべての人が、格差についてかんがえる事が必要だと思います。とてもよかったです。最後のことばがとてもよかった!!(51歳/男性)
・透明シートがあることを感じさせない、みなさんの声の通り具合に感心しました。自分の運命のしがらみに翻弄されながら、みんな必死に生きている。とても良かったです。これからも頑張ってください。楽しみにしています。(女性)
・とっても面白かったです。役者の方々の個性が演技にでていました。次回も楽しみにしています。(女性)
・ドティーが好きです。生きていくって大変だなと思いました。(女性)
・素晴らしかったです。感動しました!!響いたセリフがたくさんあります。また、今から頑張ろうと思いました!!(女性)
・出ずっぱり中根おつかれ。とてもとてもとても良かった。皆さんの言い合いずっと見ていたかった。永遠に見ていられるタイプのケンカ。ビンゴテーブル可愛いですね。IKEAみたいな配色。おつかれさまでした〜。おいしいもの食べてゆっくり寝てほしい。
・みなさんとても生き生きと演技をしてらっしゃり、元気をもらえました!山本さんの声がとってもきれいでした。(女性)
・率直に感動しました。自分自身とのこともあり、勇気をもらうことができました。役者の方々の熱い思いが物語へと写し出されていると感じ、本日来て良かったと心から思っています。また来ます!(女性)
・初めてこのような公演に参加しました。みている内にどんどん自分も世界観の中に入って行ってほんとにおもしろかったです。また参加してみたくなりました。(26歳/男性)
・仕事仲間として観に来ました。月並かもしれませんが、普段とは全く違う声や印象、迫力を見ることができ嬉しいです。(25歳/男性)
・高校時代ゲキ部だったのを思い出しながら楽しく観させてもらいました。場面転換の方法などがスムーズでさすが見やすいと思いました。ジーンとマイクさんの演技が特に光っていました。(35歳/女性)
・人生がどう変わるのかは、ちょっとしたことだと、おしばいを見て思いました。
メールでの感想
劇団キンダースペース ワークユニット2020
「Good People 」観劇。
こちらのワークユニットには私も2007年〜1年間所属していました。劇団の新人養成、という目的のものではなく、個々が課題を持ち、お互い刺激し合いながら研鑚していく場です。
年々レベルが上がっていって、何だかすごいなぁと感心しきりなのですが、今年のメンバーも勢いと繊細さがあって非常に良かったです。
役を雰囲気で捉えることなく、気持ちを寄り添わせていく役作りは見ていて心地良く
年齢や背景が実際とかけ離れていても違和感なく物語に入っていけました。
とにかく役者たちの芝居に対するまっすぐな熱量を感じられて全てのシーンから目を離せない、実に見応えのある素晴らしい公演でした。
ビンゴのシーンは楽しい雰囲気の中に思いやりやそれぞれの信念の糸が細かく張り巡らされていて好きなシーンでした。
当日パンフレットの扉に記載されている
演出家・原田さんの言葉
戯曲に向かう、台詞に向かう、自己に向かう、舞台に立つということの継続がなければ、感性は錆びつき、枯れてゆきます。
「人」としての魅力がなければ「俳優」としての魅力も望めません。(中略)「なぜ生きるのか」「どう生きるのか」は登場人物の課題であると同時に私たちの課題です。
公演を観ながら
改めて自分自身の深い所に染み込んでくる言葉でした。
良い時間をありがとうございました。(松村千絵様)
昨年のワークユニット中間公演もそうでしたが、今回も演技陣は皆がんばっていましたね。
演者の熱がこちらまで強く感じられる動きを見るのは本当に気持ちがいいです。
舞台は深刻な格差社会であるアメリカで生きる市民の姿をよく表現していました。
アメリカ同様に新自由社会をひた走りコロナ禍で厳しさを増す日本の状況とも二重写しに感じてもらうねらいもあったと思います。
ビンゴシーンのようにアメリカナイズされた雰囲気のなかで、どこまで観客の想像力が日本の状況までかきたてられたかどうかは疑問も残りましたが、
不安を乗り越えていくために少しでも連帯して生きていく大切さのようなものを感じさせてもらいました。(伊東良平様)
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