WS稽古場日誌1日目

今回のテキストは4種類。初日はみんなで読み合わせしました。
どれもわかりやすい話だけど、モノドラマとしてどう立ち上げるか、作家の世界をどう作るか、難しいけど楽しいWSがスタート!

今回はリピーターの私とまあちゃん、そして連続WS経験者のにんじんとひろみさん。
初めての一邑さん、柳ちゃん、そして建築家ご夫婦。
楽しいメンバーが揃いました。

WS稽古場日誌2日目


今日はとりあえず選んだテキストを持ちながら、場をあたってみる。
テキスト1は、まーちゃん、恭子さんとにんじん。主人公を見る目、主人公になる、
主人公と別の登場人物との会話を主人公で聞く...このあたりの切り替えが大変だけど面白そう。
テキスト2はひろみさん。彼女の自然体が生かされ、さすが面白い。実際には小さい動きで、見る側に想像させるようアドバイスがあった。
テキスト3はきよちゃん。「すきだった女の子」というのは、後で出てくる死んだ妹につながる...どうやるか。
テキスト4は私とKAYAさん。KAYAさんは2日目にして、既にテキストに山のよう
な書込みがしてあった。スゴイ!!しかも、セリフとか動きとか下手になんか
やったりしないで、人生の重みというか、存在感である意味成立する。台本離す
のが楽しみだね。
私は冒頭の過去を思い出している部分の立ち方が問題だな。変化がなかった。

WS稽古場日誌3日目

にんじんは、セリフが入っているので、アクションするのだが、動かないで見て
いる人にイメージさせるようアドバイスがあった。主人公のリアクションが大事。
まあちゃんもセリフが入ってる。ただ意味のない動きはしにようにとのアドバイス。動くと意味がついちゃうからね。
恭子さんはいろいろと考えてきたみたいだけど、モノドラマでは説明する動き
とかは逆効果。見ている人が想像できなくなっちゃうから。詩吟とかもちょっと
厳しい。
キヨちゃんは心の振幅を大きくするよう、そして一邑さんはテンポの変化につい
てアドバイスがありました。
KAYAさんもいろいろ考えてきたみたいで、さすが建築家。間取りがしっかりし
ていた。()だんだんセリフを入れて、いろいろやり出すと大変になってくる
かな。
私はテキストに向かう時間がなかったので、行きあたりバッタリ。動きが整理
できていない。またいつもの語尾の指摘もあった。セリフでドラマチックにし
ないようにと。4日目は自主練になるので、そのあたりをやってみたい。

WS稽古場日誌4・5・6日目

稽古場日誌、ちょっサボってしまいました。
4日目は自主練。私は前回以降なかなか稽古時間が取れなかったので、自主練で
は必死にセリフと動きをチェック。

5日目。
まあちゃんは、動きのアドバイスを受けた。大金持ちになったら、それなりにネ。
恭子さんは、前回のダメ出しが、たぶんうまく伝わっていないのかなぁ。アテぶ
りや無理な詩吟は、ダメ出しにあったようにちょっと厳しいと思うが。でもセリ
フを入れてきた意気込みはすばらしい!
にんじんは、以前のWSに比べると、ほんといい感じ。世界が見えるところもあっ
てガンバレ!!

KAYAさんは、自分の世界があるからねぇ。セリフもかなり入っている。独自の世
界を生きてるって感じだなぁ。音をうまく意識して生かせるようというアドバイ
スがありました。
私は冒頭の語ることへの緊張感、居心地の悪さ、居方...のアドバイスを受け
ました。触れたくない部分を敢えて言う部分を探ってみたいと思います。
きよちゃんは、かなりセリフも入り、いい感じ。もうちょっと動きにメリハリ
をつけるようアドバイスがありました。
一邑さんは、さすが講談師。お話を自分なりに台本を作り、ポイントを抑えてい
るのでわかりやすい..テンポの変化やミステリー性を意識するようアドバイスがありました。
ひろみさんは、セリフ覚えに苦労している。動けなさやコンプレックスを大事に
するようアドバイスがありました。

6日目。今日も自主練。セリフを覚えるためには有効な稽古。私はなんとか最後
までセリフが入った。パチパチ(>^_^<)  でも、動きとあわせると飛びそうだ。。。。。

WS稽古場日誌7日目

ひろみさんは、セリフ覚えに苦労していた。言葉が難しいホンだよね。
頑張って!大筋はあってるから。
きよちゃんも、すっかりセリフが入ってましたね。リアクションを強くハッキリ
するようアドバイスがありました。
一邑さんは動きのアドバイスときつねのセリフの持つメッセージを意識するよう
アドバイスがありました。
恭子さんは頑張ってセリフ入れましたねぇ。マイペースな感じも、なんかそれは
それでありな気がしてきた。内面の変化を意識するようアドバイスがありました。
にんじんはセリフもこなれて、でもその分、雰囲気芝居になってきてしまって
るというダメ出し。難しいんとこだよね。セリフが入ると一度はそうなって
しまうから。具体的なリアクションを心がけるようにと。
私は語尾の注意を受けたが、自主練の際、元香ちゃんと演出家にアドバイスを
受けた「透明になって立てる」ということが、腑に落ちた。感情に乗せるので
はなく、言葉を信じるってこと。アドバイスの後で、それを意識してやってみ
たら、元香ちゃんが「すごく変わったよ」と言ってくれた。
ただ屈折を生きるのは難しい。私自身が単純だからね。
KAYAさんは動きのアドバイスを受けた。また最後のブロックをどうやるか、
わかっている上での屈折というか。。。でもKAYAさんは風貌といい、年齢といい
説得力があるかなぁ。

いよいよ明日がラスト。頑張ろう!



WS稽古場日誌8日目

昨日、モノドラマWSの最終日。みんなの発表です。照明も作ってくださって
感謝!

トップバッターは恭子さん。詩吟はよくなったなぁ。聞けば詩吟を習っている
んだそうだ。だからあのシーンをやりたかったんだね。青竹に乗って空から
眺める場面も、その感じが出てきた。
続いてにんじん。前日のダメ出しを反映し、具体的なリアクションを心がけて
いるのがわかる。ほんと以前のWSのころと比べるとかなり進歩。これからの
連続WSも楽しみだね。
きよちゃんは、かわいい感じが出ていて好感の持てるステージでした。前日の
アドバイスも生かされてました。
一邑さんはさすがしゃべりのプロ。客に伝える、言葉を立てることが、しっかり
している。やはり大事な言葉を立てることが大切だなぁ。でも脱いだ帽子の処理
が気になっちゃったね。
ひろみさんはかなりセリフが入ってきて、動きなどもイメージができ、面白か
った。ご本人はもっとやりたかったと思うけど。でもウソをやらない彼女の姿勢
が魅力的な存在感となってる。
KAYAさんは、舞台用に台本にカバーをしてきた。抜群の存在感で、自分の色を
出したステージでしたね。やはりマネできないし、風貌といい、しゃべり方と
いい、年輪を重ねるってステキです。

そして最後に私。前日にアドバイスもらった「透明に立てる」を意識し、前半
と後半はなんとなくやれたけど、途中がねぇ。。。でも演出家にも良くなった
と言ってもらえた。恭子さんも打ち上げで「ひとこといいかしら。最後のシーン
感動したわ」って。でもセリフもいっぱい間違えちゃったし、自分としては
不完全燃焼だなぁ。。。
ともかくモノドラマWS、終了。打ち上げでも、みんなと話せて楽しかった。
キンダーのみなさま、お世話になりました。ありがとうございました。