劇団キンダースペース ワークショップ 2009
キンダースペース主宰・演出家/原田一樹 キンダースペース俳優・スタッフ が直接指導
好評のワークショップです!
■連続ワークショップ2009■
リアリズム演劇において俳優はどのようにその演技の創造性を持つべきなのでしょうか? そもそも一つの演劇における演技というものは創造的な行為なのでしょうか? |
時間:19:00〜22:00 費用:21,000 定員:12名 |
Vol.38 「人という迷宮」 6月30日(火)・7月1日(水)・3日(金)・4日(土)・7日(火)・8日(水)・10日(金)・11日(土) (8日間) |
「演劇に、私などというものはない。永遠に私を求める行為それ自体が演劇行為である」。つまり、私たちは私たち自身を最も知りません。この分からないという前提。その上で自分というものを求めていく葛藤。近代劇にはこのドラマが多く見られます。自分という迷宮を不断に探求し、その奥底まで降りていく、その事自体が、舞台の上でドラマとして成立するということです。これを戯曲の側から見ると、例えばイプセンや、ストリントベリ、オニールといった近代劇の先駆者は、存在の不安や揺らぎといったものを主題にして、個人というものにたどり着こうとしました。作家の対面した「迷宮」。自分に分け入っていく行為と、役を捉えていく行為、その二つを重ねつつ、いくつかの作品にあたっていきます。 |
Vol.39 「愛という迷宮」 11月4日(水)・5日(木)・7日(土)・8日(日)・10日(火)・11日(水)・13日(金)・14日(土) (8日間) |
「愛」とは他者に向けた行為です。人は何故、他者を愛するなどという試みを繰り返し、またそこに大きな意味と意義を感じるのでしょう。ここでいう他者とは恋人や家族の事ばかりではありません。集団、社会、国。あるいは幻想や信条、信仰、思想。時にそれが無くては生きてはいられないと思う全てのことです。演劇の場合これを描くということは、この全てとのすれ違い、軋轢を描くということに他なりません。このことが、個の存在を逆に照らし出すのです。これは、俳優が役を関係性において捉えるということと重なります。優れたリアリズム演劇の多くはそこに描かれた世界自体が、現代の社会に突きつける何かを提示します。このフィクションの中に俳優はどのように生きればよいのでしょうか。俳優が立ち向かうべき不可能性といったものを核にして、戯曲にあたっていきます。 |
2009年度の 連続ワークショップVol.38、連続ワークショップ39、モノドラマワークショップ、全てにご参加の方は、参加費総額から5,000円割引きさせていただきます。 |
申し込み方法 希望するワークショップを明記の上、メールでお送りください。お問い合わせも受付けます。 郵便番号・住所・氏名・電話番号・FAX番号・年齢・性別・職業・所属・ 演劇経験年数 (なし 1年未満 1年以上) 実施会場:劇団キンダースペースアトリエ 電話 048-255-4342 〒332-0021 川口市西川口1-23-3 マンションヒルマ1F 申し込み・問い合わせ:劇団キンダースペースオフィス 電話 048-252-0551 ※申し込み用紙も用意してございます。御請求ください。 ※定員になり次第締め切ります。お早めに御応募ください。 ※ワークショップに関して劇団の事情によりやむをえず日程が変更になる場合がありますのでご了承ください。その場合応募者には早めに御連絡いたします。 |