【ポンナレットさんのHP　カンボジアの現代アンネ　より　プロフィール】

久郷　ポンナレット
１９６４年、カンボジア・プノンペンに生まれる。
１９７５年、ポル・ポトによる暴政開始。
両親、きょうだい４人を失い、自らも苛酷な強制労働に従事させられ、
死の瀬戸際で一命を取りとめる。
１９７９年、ポル・ポト政権崩壊。混乱の中、タイに脱出。
留学中の姉を頼って８０年に来日。
その後苦学して小学校・中学校を卒業、１９８８年、日本人男性と結婚。
日本国籍取得。現在、平塚市に在住し、在日カンボジア人子女の
教育援助や講演などに活躍している。
そして、湘南高校通信制の学生。

　わたしたちは、キンダーのワークショップにも参加してくれたミュージシャンうさぎちゃんの御紹介で、ポンナレットさんを知りました。うさぎちゃんは、御自分の息子さんの中学にポンナレットさんを講師として招き、生徒たちにカンボジアの話を聞かせたそうです。その時の生徒たちのきちんとした態度にポンナレットさんはとても共感を覚えたようです。そんなこんなのネット上でのうさぎちゃんとポンナレットさんの会話に、わたしや縄さんも加わって行きました。

　なんと、ポンナレットさんがこの度卒業した湘南高校は、後援会の縄さん、A本さんの母校でもあります。　で、ポンナレットさんがめでたく卒業した暁には、皆でお祝をしようと言っていたのが実現したわけです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　まずは先輩(大先輩??)縄さんから花束贈呈。　少し緊張している先輩(大先輩??)。

A本さん　けさく　縄さん　U3　しんちゃん

こちらの後ろ頭はポンナレットさんの御子息↑
　

　ポンナレットさんは御主人、息子さん、娘さんと家族総出で来て下さいました。
　お祝いを行なったのは、ポンナレットさんのお兄さん、トラさんが経営する町田のカンボジアレストラン「アンコール・トム」。おいしいお料理とお酒が出るのです。生春巻きやトムヤムクン、メコンというウイスキーのような飲み物…。美味。一度お試しあれ。
　見るからに優しそうな御主人は、このワケのわからない団体をどう思ったろうか?　自分の妻の卒業祝いを見ず知らずの輩がするそうだ、10人位集まるそうだ…ときけばそりゃ心配であろう。
　ドキドキさせてごめんなさい。
　そして、ポンナレットさんがよく御主人のことや子供達のことを書いたり話したりしてくれる、その幸せそうな文章の意味が、深く深く納得できました。
　とても辛い経験を経てきたからこそ、今この幸せを大事にしたい…という彼女の思いが、わたしを感動させました。
　どうぞこれからも末永く「カンボジア」と「日本」の二つの故郷を愛してください。

　追加報告
　この日を境にハンドルネームを探していたポンナレットさんに名前がつきました。
　「さくら」
　トラ兄さんの妹は「さくら」だから………。良いのかな?　こんなんで??　
　でも本人が気に入ってるからいいか!:＼(*^▽^*)/