【キンダー アルページDeガヤガヤ会】

 とある4月の半ば、友の会の何人かで縄文人さんの船アルページに乗せてもらいました。
 哲ちゃん、kiyokoちゃん、U1さん、Mさん、K夫妻。K夫妻は、ヨットで世界中を周っている方達。現在は日本にいらっしゃいますが、また時期が来たら御自分たちのヨットでどこかの国に行くらしい…。すごいです。
 残念ながら天気が今一つ。ヨットは波が左右するらしいです。雨や風よりも波が荒れているかどうか?  朝の段階で「今日は沖は無理かも」とおっしゃった縄文人さん。
 波の様子を見て一度船を出しましたが、やはり波が高くてすぐに引き返しました。
 去年は天気はいまひとつだったけど、風はとても状態が良く、「こんなに良いセーリングはひさしぶり」と船のプロが言っていたのを思い出します。これぞ「自然を相手にする」贅沢な遊びのだいご味かもしれません。
 ほんの一瞬でしたが、アルページが大きく揺れた瞬間がありました。泳げない私は大フリーズ。調子に乗ってデッキに出ていたことを心底悔やみました。でも縄文人さん曰く「シケに強いアルページ」(って、シケじゃないか?!?!) 大波を悠々と渡っていくアルページは、港にいる時の優しい感じと違って強くたくましく見えました。「働くお父さんのすがたを見た小学生」みたいな気持ちになった。
 船の上の宴会や、貸しきりペンションでの宴会の様子は、前々回のキンダーフラメンコワイワイ会の模様もアップしてくださった友の会会員U1さん(略してU3)が下ようにまとめてくださいました。
U1さん、本当に有り難うございます。


U1さんが作ってくれた「キンダーアルページDeガヤガヤ会」のページ

 おっと一つだけ忘れちゃあいけない!! 常日頃から聞いていた縄さん特製「鰻雑炊」。アルページの上でごちそうになりました。潮風に吹かれて食べる鰻雑炊は美味じゃった。鍋底までわたしゃサラッたよ!! また、船の上で調理しやすいようにきちんと仕込んであって、段取りがいいのだわ。台所に立つ縄文人を初めて見ました。

 貸しきりにしてもらったペンションではマスターが腕を振るう大ごちそうで、初めて食べたのは「とんとん芽」。これはこの地域で採れる独特の海藻らしいです。それを「トントン」と叩くから「とんとん芽」。とろっとした触感がごはんと合ってとっても美味しい。おこぜの唐揚げと、真鯛のお刺身は絶品!  春の山菜の天ぷらは、揚げたそばからどんどん運ばれてきて、ちょこちょこと出てくる山菜の珍味は旨いし、しあわせの極地でした。私はよっぱらって御飯を3膳食べたそうです。翌朝Mさんから知らされました。
 ここで食べた「つわぶきのテンプラ」が美味しくて、翌日黄金崎で皆さんに御協力願い、美味しいのを摘んで帰って母にまたテンプラ揚げてもらいました。
 春の味…。
 酒のほうは、みなさんが持ち込みで持ってきてくれた泡盛やらワインやら日本酒やら、ペンションから出された果実酒やらやら!!

 はじまっちゃったよ! 8トラカラオケ大会!! 家の母のカラオケテープまで登場し、古い歌オンパレード!!
 縄さんはこのあと、8トラの虜となり、もう二台購入したそうです。これからは8トラ4チャンの鬼と化して歌いまくる宣言をしました。

 夜中に恋人岬まで行こうと、有志6名さっそうと歩き出しましたが、道を間違えてあえなく挫折。以前にも相方と夜中に恋人岬まで辿り着かなかった経験あり。警告。「恋人岬には昼間行こう!」

 翌朝、4時頃、ベランダに交替交替に訪れる鳥の鳴き声に目を覚ました。一羽来て留まっては鳴き、それが飛び去ると、また違う種類のが来ては鳴き、まるで「早く起きろよ、早く起きろよ」と交替で起こしに来ているみたいだった。
 意識は起きているのだけど、さすがに目が開けられず耳だけすましていると、今度は葉っぱを揺らして細かい雨が降り出した。
 ふだん都会で生きていると、こういう風に耳から自然が入ってくることが少ない。「ああ雨だなあ」と思ったら今度はうぐいすが鳴き出した。なんてしあわせな朝なんでしょう? !

 「プラージュ」というこの西伊豆のペンションは御夫婦と息子さんで経営している簡素で清潔でかわいい施設。控えめにニコニコ笑う奥様の心配りが、部屋やトイレまで一杯で、お布団も清潔で気持ちがいい。お風呂は各部屋以外に二つあって、今回は貸しきりですから、「男性用」「女性用」と分けておき、いつでも入れる!  もちろん私は朝風呂にも入った。大きな窓全開で緑葉を見ながら、鳥のさえずりを聞きながら。
 天気の良い日は部屋の窓から夕日と富士山がくっきり見えるそうです。

 私が風呂から上がってくると、面倒見のいい同室のMさんは私のベッドをきれいに整え、タオルを干してくれた。ううう…Mさんの旦那さんになりたい!! と思いながら、きれいになったベッドの上でまだゴロゴロ。

 豪華朝食(朝からすごい!)をいただいて、腹ごなしに「恋人岬の坂はもう二度とやだ」という縄さんの意見を取り入れ、黄金崎に。
 夕日の黄金崎ももちろんきれいだけど、午前中も爽やか!! 西伊豆はやっぱりいいなあ!!!

 追記
 私たちが西伊豆近辺に現れるらしい…という情報を聞き付け、アルページから上がったら、ひらまり(友の会)ちゃんがニコニコ笑って待ち伏せていた。「ねこじゃらし」のライブに行く途中だったらしい。
 なんだかいろんなところでお友達に会えるって、楽しいことですね? 友の会のおかげで方々に知り合いが出来て、「内気友の会 副会長」の私としては、幸福この上ない日々でございます。


U1さんが描いてくれた今回の参加者の似顔絵 めちゃ似てる!!

tecchan

kiyokochan

akirasan

yasuyochan

josan

Mさんを見たい人は
「裕壹」
から
「おとなのしけん」

チェック!!
ただし
帰れなくなっても
しらない…

これ全部↑→
描いてくれたU3!!

門外不出の
なぞの美女 Mさん

kesaku

どこにいるかも判らない我々を
あの広い港で見つけた
ひらまりちゃん、あんたは偉い!
U1さん特製「寒っぶいうちわ」
なぜ寒いかはいずれひらまりちゃんから
報告があるでしょう