けさくの感激覚え書き その伍(2007)
月と語りとアンサンブル
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12/15 劇団大樹 スタジオアキラ 何故かこの日は「語り」デー。夜も川野誠一さんが主宰する大樹の公演に伺いました。年に一度の公演を見続けて何年になるかなあ。今回は語りとハープとパフォーマンスで、大樹らしいかわいらしい作品に仕上がっていました。しかしここの女優さんはみんな綺麗で達者だなあ。川野君、しかっかりセレクトしているなあ。(笑) |
語り女たち
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12/15 じゃこの会 北池袋・新生館シアター 栗田かおりさんが出演。じゃこの会の公演自体久しぶりのようで、私も久しぶりに拝見というか拝聴しました。後援会の市原さんも出演なさっていて、いつもは観ていただく立場の方の語りやお芝居を観るのは不思議な感覚でした。市原さんはとても個性的で作品の捉え方がユニークで面白かったです。かおりさんは流石に滑舌が良く、言葉がきちんとこちらに伝わってきました。ちょっと恐ろしい女の情念みたいなものが軽い語り口と一緒に届きました。長年週に一回集まって続けていくって大変なことだと思うけど、これからも頑張ってください。 |
関節炎 相寄る魂
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12/6 テアトル・エコーSIDE B公演 エコー稽古場特設舞台 ワークショップに参加してくれた平野智子さんが演出。ギイ・フォワシィコンクールでの最優秀作品。ギイ・フォワシィシアター以外の氏の作品を観るのは初めて。エコーの稽古場をレストランのような様式に改造して素敵な舞台でしたが、客席によって少し見えにくかったのが残念!! 久々に落合弘治さんのお芝居を拝見。相変わらず芸達者。後藤敦さんも面白かった。 |
どツボッ!!
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12/4 projectDREAMER 六本木・COPSTIC CAFE&BAR 串山麻衣ちゃんのご案内で、六本木の素敵なお店で、お酒を飲みながら、一片のピザを食べながら、軽いタッチのお芝居を観て参りました。 |
クローデル!
川口のジャンヌ・ダルク |
12/1 モルタル劇場
KAWAGUCHI ART FACTORY SPACE 4 村信が関わっている団体。元鋳物工場跡をそのまま利用したセットが面白かった。主役の女性と外国人狂言師、そして若い人たちの声によるパフォーマンスが良かった。 |
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11/27 蘭このみ舞踊公演 |
・「ねじ式」式予告編
・怪談〈東京戦争〉パート2 ・まっすぐな道でさみしい |
11/23 1and2演劇祭 MAKOTOシアター銀座 坂本大地さんが一人芝居をやると言うので観に行った。面白かった。前のお二人の一人芝居も、このお二方でしか出来ない作品で、二人共ご自分で本をお書きになっているのだが、面白かったなあ。 大地さんのお芝居は山頭火の人生の一片を切り取った物語。すごく良かった。大地さんの良いところが一杯出ていた。モノドラマやるのに、どうしようこうしよう…と悩んでいることに、少しヒントが出来た。ヒントが出来た分、また難しくなったけど、でも観てよかった。 |
男やもめの
スラム団地 |
11/23 アリスとパネス・カンパニー スタジオAR 制作の北川さんのご案内で伺いました。バーナード・ショーの作品を黒川欣映さんが翻訳・演出。キンダーでもお世話になっている鳥居照子さんの衣裳が素敵でした。 |
ライン
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11/20 サスペンデッズ 下北沢OFFOFFシアター 白州本樹さんが旗揚げから出演しているサスペンデッズ公演。円養成所の後輩の方が作った劇団で、私も数年前の旗揚げ公演を「大雨の中、高田馬場の遠い劇場まで観に行って良かった」と書いた覚えがあります。 |
ワンダフルワールド
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11/17 劇団N十周年記念公演 能登演劇堂 10年……。初年度はスタッフやりながら出演させてもらい、2年目からは完全に観客としてしか参加していませんが、毎年観続けて10年。 |
かぐやのものがたり
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11/16 南洋神楽プロジェクト2007 ザムザ阿佐ヶ谷 和田啓さん、松本泰子さん、小谷野哲郎さんのプロジェクト「ポタラカ」は、音楽とバリ舞踊の融合。そこに芝居の井上倫宏さん、影絵やケチャも入り、盛りだくさん、要素がつまりに詰まった舞台。舞台セットが素敵で、松本さんの声はやはり天使の様でした。 |
オルフェーオ
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11/15 モンテヴェルデイ歌劇 北とぴあさくらホール オペラを観るなんて、めったに無いこと。今回のオペラは400年前から上演されている演目を能とジョイントさせた演出で見せていました。動きを抑えているのかどうなのか、他のオペラをあまり知らないのでわからないのですが、一人を除き全員日本人キャストだったので、違和感はありませんでした。ハイソな気分で観劇。 |
オセロー
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11/9 明治大学駿河台キャンパスアカデミーコモン 明治大学文化プロジェクト
キンダーの保が舞台監督をつとめさせていただいている明治大学文化プロジェクト公演【オセロー】を観てきました。 |
横須賀夢幻翔
坂本龍馬の妻・おりょう追想記 |
11/8 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット 横須賀市制100周年記念市民主催事業 知り合いの原武彦さんが脚本を書いてご案内をいただいたので行って参りました。お芝居は1時間20分でしたが、往復で4時間かかりました。(笑) |
瞽女さ、きてくんない |
11/5 シアター1010 文化座 文化座の、これもあたり狂言(というのかな?)、鈴木光枝さんの時代から形とタイトルを変えて上演を続けてきた作品。ひとまず、これで終わりになるそうです。文化座のお芝居は佐々木愛さん以外の女優さんがクローズアップされることが少ない気がするのですが、これは女優の芝居でした。文化座さんの稽古場をお借りすると必ず一階から三味線の音が聞こえてくるのですが、瞽女さんたちの三味線見事でした。拍手!! |
ヘアスプレー
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10/21 川口アリオ MOVIX 映画 初めて行ったアリオのMOVIX。時間前に行ったら誰もいなくて客一人かと思ったよ。上演時間になったらぞろぞろ入ってきた。 |
歌声でめぐる
世界の旅 |
10/20 たまプラーザイッツ・コミュニケーションズスタジオ 【青葉の街・土曜コンサート】清水由香さん率いる「AngelVoice」公演。 |
桜散る、
散るも つもるも 三春乃一座 |
10/14 杉並公会堂小ホール 劇団だるま座 演出家、女優の岡田和子先生(先生といつもお呼びしているので…)のご案内で行ってきました。 作・篠原久美子 演出・剣持直明。 ちらしの裏の古今亭志ん彌さんの文章を読んで、行ってみようと思ったのですが、いやあ〜〜〜、面白かったなあ。つうか、好きなタイプの芝居なんだなあ。キンダーでは多分やらない(やれない?)タイプの芝居でしょうが……。 |
二人大名 |
10/9 国立能楽堂 現代狂言
音楽家の和田啓氏が出演。 |
オーマイゴッド!
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9/29 てあとるらぽう 演劇ユニットire Works スターダス絡みで今月は滅茶芝居を観ていますなあ。今月の締めは、ユニット2007に参加している田中修二が出演のお芝居。こちらもスターダス所属の若手俳優がたくさん出演していました。 |
Musical
フレンドシップ 約束 |
9/28 博品館劇場 日中国交正常化35周年記念 骨髄バンクチャリティ スターダス・21の所属メンバーが以前から関わっていることの多いお芝居でしたが、8年目の今年初めて観ました。スターダス養成所の宮内佑康君が主役の不良少年役で出演しているからです。昨年からミュージカル仕立てになり、今年またリニューアルされたそうです。はっきり言って最初舞台装置を観た時に、「へ?」と思いました。あまりのお金のかけて無さに……(笑)大々的なミュージカルだと思っていたからもっと金にあかせて作っているのかと思っておりました。観て行く内にまた例のごとく、涙ダーッの鼻水ズルズルになってしまいました。反則や!! って感じで泣かしていただきました。大西多摩恵さん、やっぱり好きだったな。あとおじさん二人、小林アトムさんと丹古毋鬼馬二さん(久しぶりに観たなあ)、面白かった。若い人たちの熱気と繊細さ溢れるお芝居の中で、ベテランは力の抜き具合を探っているようなところがありましたが、楽しめました。宮内もがんばってました。坊主頭が似合ってた。 |
召命
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9/27 蒲田演劇工場 劇団昴ザ・サード・ステージLABO公演 三百人劇場が無くなって、昴が蒲田に構えた劇場。以前キンダーの音響スタッフをやってくれていたUちゃんからのご案内で行って参りました。新しい動きがあるところは活気があって良いですね。歩くと蒲田駅から20分くらいあります。遠いと思えば西川口からは遠いですが、駅からは慣れれば気にならないかも。劇場自体はタッパもあり客席の段差も大きく演技エリアも程よく、なかなか良い空間です。 |
椰子の島
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9/21 スタジオAR 方の会 市川夏江ひとり語り 原田演出。市川夏江さんの実体験を元に彼女が、自分と母、そしてそれを取り巻く人間を演じる。はっきり言って今まで何度も拝見した市川さんのお芝居の中で一番スキでした。市川さんはとてもリズム感がある。話が面白い。それがご自分の話だから、やっぱり「出所」が明確で一つの言葉に「歴史と実感」がある。自分史は誰でも書けるそうだけど、帰りがけに若い養成所の子に「瀬田さんもこういうの書いてやってくださいよ」と言われ「私のじゃ3分で終わっちゃうよ」と笑ったけど、笑い事じゃない。本当に3分だよ。 |
エウメニデス
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9/19 シアターX 101スピリットinシアターX シアターXがこの度始めた101スピリットinシアターXの第一弾はギリシャ悲劇。 |
休憩室
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9/17 荻窪メガバックスシアター 演劇集団エル◇フレール ワークユニット2006メンバーの弥吉洋輝が劇団を旗揚げ。 |
戦渦の桜
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9/16 てあとるらぽう 演者 ワークユニット2007メンバーの川村幸弘が出演。 |
漢盛り(おとこざかり)マクベス |
9/9 荻窪メガバックスシアター イヤヨワークス ワークユニット2007メンバーの瀧本志優が出演。スターダス・21養成所で瀧本と同期メンバーが作った劇団の第二回公演。 |
黎明館アパート
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8/29 シアター2+1 シアター2+1アトリエ 仲原さんが抜けるとやはり寂しいなあ。 |
天湖
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8/24 下北沢小劇場楽園 松永麻里ひとり芝居 原田演出。稽古から見せてもらっていたから、麻里ちゃんがどんなことをやりたくて、そのことについてどうジレンマを持ち、どう悩んでいるか……私なりに身近で感じていました。稽古中二回通しを観せてもらったけど、やっぱり今日の本番が一番良かった。 |
サンクチュアリ
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8/24 下北沢off offシアター 花ヶ前浩一さんが客演している「まるおはな」の公演。精神の病に悩む人たちがよりどころとするデイホームでの話。自分が世の中に受け入れてもらえていないのではないか……と悩む人たちの心の中、現代の人たち全員が感じる感覚かもしれない。自分が疎外感を感じた時の悲しさがよみがえるのかなあ? 若い役者さんの素直な演技に心動かされてしまった。 |
幽霊はここにいる
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8/5 THEATER TOPS ハイリンド 内田尋子さん、荒井志郎君、出演。 |
サロンドランディ展
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8/5 銀座渋谷画廊 義母が通う東武カルチュアスクールの油絵展。毎年開催しています。 義母の今年の作品は、「窓辺」P20号 「花とオカリナ」F15号 |
UZUME
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6/29 文京シビックセンター 海老原美代子ベリーダンスグループ 原田演出 |
少年伝奇製作所
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6/21 池袋シアターグリーンBASE THEATER 石神井童貞少年團 マイミクAYAさんのご案内で。 |
「霧笛」
―共生の彼方へ― |
5/17 アトリエセンティオ A.C.O.A 那須のアトリエで活動をしている、鈴木 史朗さんのひとり芝居。 |
薮原検校
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5/16 シアターコクーン シアターコクーン・オンレパートリー2007 この芝居は高校生の時に観た記憶があります。学校公演や親に連れてってもらう演劇公演を除いて、自分の意志で観た2本目の芝居でした。 |
文の屋の女たち
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5/9 銀座みゆき館劇場 方の会 演出 原田一樹 方の会25周年記念公演。原田、久しぶりの「方の会」演出でした。 |
楢山節考
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4/25 フィルムセンター 追悼特集 映画監督 今村昌平と黒木和雄 本日の今村昌平特集は、有名な深沢七郎の「楢山節考」を観て参りました。 |
神々の深き欲望
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4/21 フィルムセンター 追悼特集 映画監督 今村昌平と黒木和雄 今月の17日から6月10日まで、国際フィルムセンターで、「追悼特集 映画監督 今村昌平と黒木和雄」というのをやっていて、昨日今村監督の「神々の深き欲望」というのを見てきました。 http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2007-04-05/kaisetsu.html 私は以前、今村監督が作った日本映画学校というところで、タップダンスのアシスタント講師をしていたことがあり、その時に何本か今村作品を見たことがありましたが、タイトルが気になっていても、なかなか見る機会が無かったり、DVDで見ても飽きやすい私は集中力に欠けたりするので、やはり大きなスクリーンでこの際、気になったものだけでも見ようかな……と行ってきました。 不思議な映画でしたが、面白かったあ。174分がちっとも長く感じなかったです。 ふた昔前くらいの前近代的な生活を続けるある島に、文明がやってくる……という話なのですが、出演者が、三國連太郎、河原崎長一郎、北村和夫、加藤嘉、小松方正、殿山泰司、嵐寛寿郎……とそうそうたるメンバー。 みんな若いし、芝居もよい。 三國連太郎のごっつくて、しかも純粋な感じがとてもよく出ていて、北村和夫の現代人がどんどん旧習に絡め取られていく様も面白い。河原崎長一郎の中途半端な知識人、アラカンの信仰を絶対とするお爺さんなど、存在感が前に出る。 痴呆の女(トリ子)で登場する沖山秀子という女優さんは、今調べたらその後ジャズシンガーになったらしい。『サマータイム』という盤が出ている。その生活ぶりもその演技から来ている……みたいな人らしい。「ちょっとくさいんじゃないのお〜」と見ているうちに、まったくその世界に連れ込まれてしまう、妙な説得力のある女優さん。 う〜ん。昨日一日、私のからだから沖山さんが離れなかった。 昔の今村作品って、「え、ここでそんなことするんだ?!」みたいな、すごい「ダサ」系なことがいっぱい出てきて、例えばトリ子が巫女のように死んだお爺さんの魂が乗り移ってご託宣するシーンとかでも、とり憑かれてカツゼツがはっきりしないから、画面にテロップが出たりするの。(笑) でもそれがおもしろい。カンヌを取った「うなぎ」とかは見てないけど、新しいものも見たくなりました。 「復讐するは我にあり」「楢山節考」「黒い雨」、それからまだ見てない「豚と軍艦」、あと黒木監督の「祭りの準備」あたりを今回また見たいかなあ……と。 国立近代美術館フィルムセンターで、一般500円で見られます。 …………終わった後のトイレの行列が男子トイレの方に出来ているのが、ここの特徴でありました。(笑) |
三つの宝
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4/6 北とぴあ さくらホール 劇団文化座 2004年文化座アトリエで初演したものを、キャスト・美術を大幅に変更して、北とぴあで上演しました。初演より、随分とすっきりとして、大掛かりなセットをシンプルに役者たちで動かしながら紙芝居のように進む展開に、子供たちも多くいた客席には集中した空気が流れ、次にどうなるんだろう……という想像の世界を膨らましていました。 |
いのちのたいせつ
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3/20 杉並公会堂小ホール シアター・ブロック お友達の塩谷直美さんの御案内で観てまいりました。 |
ラプチュア
うちょうてんな人々 |
3/19 円スタジオ 演劇集団円 お友達の井上倫宏さんが出ているので観に行きましたが、非常に刺激されました。オーストラリアの女性作家が書いた作品で、終演後トークショーも聴きましたが、その作品内容もさることながら、私が感銘を受けたのは、その演技の質の高さ、そして統一感でした。演出の手腕もあるのかもしれませんが、6名の登場人物がそれぞれ、どういう風に今存在しているか……ということをきっちり把握し合っている感じがしました。当たり前のことのように思うかもしれませんが、これがなかなか難しいと思うのです。両サイドから観客に挟まれるように観られる舞台構造……、後ろ向きになっていても、その人がどんな顔をしているか、想像出来たのが面白かった。そして、座長の仲谷さんや岸田今日子さんを失って、きっと今後劇団が歩むべき方向を探っているところもあるのでしょうが、「円」という劇団の奥深さ、歴史の重さ、常に期待され続けている演劇の内容に思いを馳せました。何かとても厳しい心づもりの中で行なわれている演劇で、すごい……と素直に思いました。井上さんのイッちゃってる男の存在。その妻の高橋さんの、美しいだけじゃない虚無感も好きでした。 |
父と暮らせば
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2/11 青年座スタジオ公演 小劇場楽園 青年座養成所の同期、野沢由香里さんのひとり芝居。 |
カリフォルニア・スイート
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2/4 シアター・ピース 明石スタジオ ワークショップに参加してくれている安食真由実さんが出演していたので観に行きました。ニール・サイモンの4話のオムニバスで、3話目が女優とその旦那さんの話なのですが、役者さん(亜木園枝さんと吉田潔さん)が面白かった。日本人が演じるにはとかく無理がありがちな(でも良く上演される)ニール・サイモンで、まして女優の役なのでどうするか……と思いましたが、高慢で自意識過剰な割りに自信が全くない、ほんの少し売れている女優……というスタンスを巧く表現していたと思いました。有名俳優の名前を連呼するような脚本ですが、外人を演じていないし、違和感を感じさせず、悲しい日常と二人の関係も見えて、切なくなりました。うまく「日本人らしい考え方」と融合させていたからじゃないか……と思いました。 |
彩の国ゆめコンサート
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2/3 彩の国 さいたま芸術劇場 小ホール お友達のむらちゃんが出演したので、行って来ました。わたしも昨年立たせてもらったさいたま芸術劇場小ホールがまた違った雰囲気で、かわいらしくステージングされ、トップバッターがむらちゃんでした。 むらちゃんの即興ピアノは、いつもの切れと優しさがあって、とってもヨカッタ。 そしてトークが楽しかった。 客席には、関係者以外の方も一杯いらしていて、年配の男性の姿も多く見られたのですが、オープニング、ちょっと固くなっているそういう方たちを、ほぐして笑わせて、尚演奏に集中させる技は流石でした。 むらちゃんの人柄が現れててヨカッタな。 久々に聞いた「焼き芋」(むらちゃんのオリジナル曲で、焼き芋売りの音がモチーフになっている)も優しく楽しかった。 それから、どういう時に歌が生まれるか……というトークも、なるほど……と思った。目が不自由なむらちゃんが、どういう瞬間にイマジネーションして、どういう風に曲を作って行くのかが想像出来て、なるほどなあ……と思った。障害を持つということは、一つの物事に対してとても敏感になれることなんだ……と思った。目が見えない子供が描いた「風」という絵を見たことがある。演劇も絵画も音楽も、総べてイマジネーションを喚起させないものは駄目だと思う。演技のしすぎ、説明のしすぎ、感情だけの表現、それらはすべてイマジネーションを抑え込んでしまう。→自分へ。 |
UNBORN
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1/28 apartment 王子小劇場 柿森ななこさんが客演。 |
大原御幸異聞
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1/20 国立劇場 小劇場 マイミクの方の御紹介で観させていただきました。 |
動物園物語 |
1/16 シアター1010の大舞台の上にステージと客席を組む舞台。台本を読んでから行ってヨカッタ。 |