かぐやの物語
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12/27 Potalaka 音や金時 |
愛を与える女
愛を語る男 |
12/18日 いさらい香奈子 MIKIO シアター2+1アトリエ 何年か前にもこの二人の、歌とジョイントしたお芝居形式のものを拝見しました。その時よりもずっと心に残るというか、納得出来る時間でした。 香奈子の時間【愛を与える女】は、いさらい香奈子という歌手であり女優である女のまさしく内面を吐露し抉られ苦しみ悶える芝居でした。 台本はシアター2+1の代表仲原さんがお書きになったということですが、多分、香奈ちゃんが日頃、世間話で語ったり、相談したり、愚痴ったり、酒の席で吐露したりした香奈ちゃんの現実のエピソードを繋ぎ合わせ、それに少しのフィクションを加えて作ったものでしょう。だから、香奈ちゃんにとっては、まさしく自分の事なんだけれど、「演じる」というフィルターをかけた時に、客観的な視点で自分を見つめている(という演技をしている)香奈ちゃんが、とても面白く、愛すべき人間に見えました。 とにかく、香奈子ちゃんが生き生きしていた。くるくると秒刻みに変わる表情にも嘘がなく、息遣いもリアルだった。 きっと本人は大変だと思う。自分を演じるという恥ずかしさもあるでしょうし、戯曲の上で、どこか自分を美化し、正当化しないと出来ない作業でもあるでしょうから。 すごくヨカッタし勉強にもなりました。私にはああいう役を演じる機会は無いでしょうけど、芝居の役どころとして、戯曲の中で一つの役を与えられた時に、あの位生き生きと過ごすことが出来たらなあ……と思いました。 |
RabiSariコンサート | 12/17 RabiSari 鶴瀬西交流センター 鶴瀬は、RabiSariの和田啓さんと松本泰子さんと、ミュージカル「アンデルセン☆ストーリー」のスタッフを御一緒させていただいた場所。当時の制作の伊藤さんの呼び掛けで実現したコンサートで、ミュージカルの仲間もたくさん集まり、久しぶりの笑顔に会えました。 「アンデルセン☆ストーリー」のテーマ曲を歌うコーナーがありプログラムみながら、「あれ、どんなんだっけ?!?」とずっと心の中で考えていましたが(笑)、演奏が始まったら やっぱりちゃんと歌えました。こういうの私いつもは恥ずかしくて歌えないんだけど、ミュージカルの仲間がいたから大きな声で歌ってしまった。楽しかったです。 相変わらず泰子ちゃんの歌声は心に響いて参りました。それから常味さんのウードは勿論ですが、お話する声がとっても美声!! でびっくりしました。ウードと同じように響いていました。そして和田さんはいつものようにやっぱりカッコよかったです!! |
お月さまへようこそ
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12/13 劇団大樹 スタジオアキラ |
幽霊
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12/3 アクターズスタジオ櫻会 櫻会スタジオ |
DEL AMOR de ESPANA ・
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11/30 岡本倫子スペイン舞踊団 東京芸術劇場中ホール 夏にシアター1010で、岡本倫子スペイン舞踊団発表公演のお手伝いでアナウンスをやった。その岡本倫子さんの公演である。 |
アルバニアンドリーム | 11/30 劇団NLT シアターX |
スパイス
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11/19 クロカミショウネン18 吉祥寺シアター |
冬華
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11/9 文化座 俳優座劇場 文化座引揚げ60年記念・創立65周年記念企画第一弾「冬華」を観て参りました。 |
アラブ・イスラエル・クックブック
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11/7 一跡二跳 シアターTOPS 武田竹美ちゃんが出ていたので久しぶりに観てきました。面白かった。うさぎちゃんに紹介されて、「アルナの子どもたち〜パレスチナ難民キャンプでの生と死〜」を観たから、芝居に出てくる台詞でどうしてもその映画の映像が出てきました。 |
はるなつあきふゆ
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11/6 [独歩]プロデュース公演 吉祥寺シアター |
銀河鉄道の恋人たち
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10/28 声の劇団イマージュ 野方WIZ お友達の栗田かおりさんが出演。よく伺う劇団名だったので興味深く拝見しました。 |
天国までの100マイル
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8/29 文化座 北とぴあ 原田演出の文化座公演の中で大好きなお芝居です。 |
わくわく☆探検記
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8/26 キラリ☆ふじみ 元キラリの職員でキンダースペース友の会会員の伊藤さんのお薦めで、その後のキラリバックステージツアー「わくわく☆探検記」にも参加してきました。 |
さがそう。ぼくらの『青い鳥』!
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8/26 こども演劇ワークショップ発表会 キラリ☆ふじみ キラリ☆ふじみで、こども演劇ワークショップ発表会「さがそう。ぼくらの『青い鳥』!」という子供たちの6日間の演劇ワークショップの発表があったので見に行きました。 |
アンティークショップ雨宿り
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8/25 シアター2+1 シアター2+1アトリエ 毎年楽しみにしている夏休み恒例の2+1の公演です。 以下、私が掲示板に書いた感想です。 同行したクマさんが「最初から最後までなんだか涙が止まらなかった」と言ってらして、連れていった冴ちゃんも嬉しそうでした。 |
修善寺
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8/25 今申楽 朧座 杉並公会堂 朧太夫さん率いる今申楽 朧座は「申楽」を基本にお芝居を創っていこうというユニークな集団です。面を付けて演じる朧太夫さんの北条政子と、川野誠一君演じるところの源頼朝の親子の愛情が伝わってくるお芝居でした。この形をより突き詰めていくと、もっとすっきりした面白い形式のお芝居が出来上がってくるのではないか…と、この団体に期待する気持ちになりました。 舞台監督として劇団キンダースペース村信保が御世話になりました。 |
100万ドルは誰のもの!?
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8/16 Bamboo プロデュース#1 駅前劇場 原田演出のコメディー。懇意にしている武田竹美さんがプロデュース、主演。 |
広島の姉妹
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8/3 オフィス・サエ スタジオVARIO サーティーズの松永麻里さんが出演。大好きだった俳優葛飾刻斎さんの芝居を昔良く観に行ったスタジオVARIOでした。 |
段ボールの宇宙
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7/29 スターダス・21養成所中間発表 俳優Bクラス スターダス・21アトリエ |
金子みすゞの軌跡
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7/28 沙羅舎 サーティーズの深水みゆきさんが出演。金子みすゞの生涯とその作品たちを朗読と歌で表現。 |
アルナの子どもたち
〜パレスチナ難民キャンプでの生と死〜 |
7/28 アップリンクX うさぎちゃんから「是非観て」とちらしを渡してもらった映画「アルナの子どもたち」、彼女がボランティアをしているパレスチナ子どものキャンペーンでも応援しているドキュメンタリー映画を観て来ました。 |
虚空へ…
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7/24 スターダス・21養成所中間発表 俳優Aクラス スターダス・21アトリエ |
美しい人
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7/7 文化村ル・シネマ1 ロドリコ・ガルシア監督の9つのオムニバスからなる映画。9つの物語が1シーン1カットで撮られている。非常に演劇に近い映画。どの女優たちの演技もそれぞれに良い。迫真の演技。でも臭くない。最終話のグレンクローズが泣ける。監督がシナリオも書いているのですが、男性なのにどうしてこんなに女の心がわかるのだろう? 或いは「女の心てこんなんでしょ? 」と突き付けられているだけかもしれないけど、いちいち琴線に触れます。是非女性に(まあ、男性にも)見ていただきたい映画でした。 |
Meia Noite
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7/5 Sugar Hill (草加) Piano & Vocal * 冴 理 Guitar & Vocal *後藤 正人 この二人が揃わないと聴けない歌をたくさん聴くことが出来ました。 Sugar Hillは家から近いことも発見。またちょくちょく伺えるな。 |
主役の男が女である時
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7/1 彩の国さいたま芸術劇場大ホール またまた刺激的なものを観てしまいました。 最初は男性、やがて服を脱いでいくと女性になり、最後は魂のような(パンフレットには動物のようなと書かれています)存在になり、真っ裸でオイルの上で転げ回り踊り回ります。 下世話ですが、まる裸になられると、観客としては、やはり見えないところまで見てやろうとする本能が働きます。が、惜し気もなくすべてを(本当に全てを!!)見せられると、今度は視覚も聴覚も感覚も、その存在の在り方にしか電波を向けなくなるものだ……ということが判りました。初めは、「これを見せられた男性はきっと、ちょっと変な気持ちになっちゃうだろうなあ」と思いましたが、多分最終的にはそういう気持ちも無くなったかもしれません。 以前にも観た裸のダンサーは、胸の凹凸もあまりない少年のような華奢な身体の女性だったりしましたが、スンさんはメリハリボディーのやたら女らしい体躯の持ち主で、それだけでもうエロス満載なのですが、舞台の最後の方で、曲に合わせ乍らとにかくヤタラメッタラ、オイルの海で踊りまくる彼女の肢体は、本当に美しく……オイルでテラテラと輝くお尻は、部屋に置いていつまででも眺めていたいほど綺麗でした。 しかし、途中で席を立つ女性もチラホラ……。確かに、性に対してかなり挑発的でありました。 |
アンデルセン・プロジェクト(ルパージュ版)
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6/30 世田谷パブリックシアター 作・演出・出演 ロベール・ルパージュ。 <A HREF="http://www.parco-play.com/web/play/sept/andersen/intro.html">ここ</A>で少しだけ動画が見られます。 当初は3時間あった舞台を2時間ちょっとに縮めたそうですが、今は使わなくなった小道具や衣裳もいつも持ち歩いて全国を旅しているそうです。彼曰く「いつまた復活させるか判らないから」。 面白かったので翻訳家の松岡和子さんとのアフタートークも聞いてきました。 ひとりで3役を演じること、3人それぞれが抱え込む病的な孤独、アンデルセンのあまり知られていない童話「ドリアーデ」の挿話。これらをすべて一人で演じることで、その向こう側により深くその「孤独」が浮かび上がってきた。 |
億萬長者夫人
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6/29 劇団昂 三百人劇場 三百人劇場がまもなく無くなってしまうのだそうです。私が演劇を見始めた頃、三百人劇場へ行く回数がかなり多かった。久しぶりに行ってみると、座席の座りやすさ、客席空間の広さ、なかなか良い劇場なのに……老朽化なのでしょうね。ここで映画もよく観ましたね。町の映画館でかからないような良い映画をやっていました。寂しいことです。 |
笑う招き猫
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6/17 文化座 多摩教育センターホール 昨日は原田演出、文化座公演「笑う招き猫」旅公演前の公開リハーサルが立川でありました。 |
ピアノのはなし
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6/11 京楽座 1010ミニシアター 噂の中西和久さんのひとり芝居を初めて拝見しました。「泣くよ」と言われて、わざと劇団員と席を離して座りましたが、内容よりも演技の方に重点を置いて観てたら、それほど泣かなくて済んだ。「月光の曲」と「特攻」のイメージが切なかった。これほど直接的じゃなく、何か「反戦」の話が私にも出来たら良いといつも思うが、そういう題材は難しいなあ。 |
砂の女
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5/28 三条会 1010ミニシアター 1010ミニシアター「日本語を観る」シリーズ第1弾。 |
革命的浪漫主義
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5/4 発見の会 麻布die Pratze 大好きな俳優牧口元美さんがずっと出てらっしゃる「発見の会」。アングラ集団というので興味を持って拝見して参りました。相変わらずのチカラの抜けた牧口節が聞けて楽しかった。 |
向田邦子展
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5/4 銀座松坂屋 朝たまたま読んでなかった向田邦子を買ったら、松坂屋で向田邦子展をやってたので入った |
尺には尺を
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5/3 アカデミックシェークスピアカンパニー 銀座みゆき館劇場 「えれくとら」に出演してくれた白州本樹さんが客演。 |
プラド美術館展
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4/30 東京都美術館 ムリーリョの「貝殻の子供たち」は、やはりきれいだし心を動かされました。それからスルバランのボデゴン(静物画)は、いわゆる私達が良く目にする野菜や花などの時を移り変わりを感じさせる静物画ではなく、ツボとか容れ物とかそういう「ずっとそこにあり続けるもの」を描くことで、より「時」というものを感じさせていると解説がありましたが、本当にそうでした。 |
父と暮らせば
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4/29 青年座 青年座スタジオ 青年座養成所時代の同期 野沢由香里の一人語り |
弥々
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4/20 1010ミニシアター 何年か前に観た時には感じられなかった様々な事柄が浮き上がってきて、何年も一つの芝居を演じ続けることの素晴らしさを知った気がしました。同じ劇場で6月に演じる者として、何かビシッと喝を入れられたようで、身が引き締まる思いで帰って来ました。 |
秘密の花園
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4/20 シアター1010 高校生の時にハマっていた状況劇場。その面影を求めて見に行きましたが、パンフレットにも書いてあった通り、もう唐十郎の芝居を、それだけの目で観てはいけない…、もっと普遍的な演劇として捉えなければいけないという意見には賛成だったので、なるべくそういう目で見ないようにしていた。が、やはり、大久保鷹や十貫寺梅軒の「あの」雰囲気を感じると、他の人たちが「違う」ように感じてしまうのは、私が「その」見方から開放されていないからだろう。 |
春の宴
始まりは音楽室 RabiSari 音あそび ジョイントコンサート |
4/7 RabiSari コア石響 アンデルセンで音楽監督をしていただいた和田啓さんと松本泰子さんのユニット。以前にも書いたことのある、ウードという楽器を演奏する常味さんと3人の素敵なグループが、音あそびというグループとジョイントコンサートを開きました。啓さんと音あそびのリーダーは小学校の同級生だそうです。で、「始まりは音楽室」なのですね♪ |
女が階段を上がる時
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3/31 黒門町 武蔵野芸能劇場 福原秀雄さん率いるこの団体、このところ演出なさっているのは、方の会の狭間鉄さんです。好きな芝居でした。何より役者が上手く思えた。それから方言がとっても自然で、みんな「地」の人かと思いました。レギュラーで出演している川野誠一さんの御案内で行って参りました。 |
303
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3/26 盗難アジア 中野ウエストエンドスタジオ 「えれくとら」で私の息子オリンを演じてくれました、古木知彦君の所属する劇団です。彼はモテモテ君を演じてました。でもそれより目に焼き付いたのは、フンドシひとつでバク宙3回!! すごい身体能力です。 |
My Funny Dandy
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3/18 演劇集団「YOU」 さいたま文化センター小ホール なんか感動しちゃったよ。みんな上手いんだなあ。アマチュア集団だと思っていたのですが、びっくりです。私のタップの先生、中山えつこさんがコーラスで出演していました。それからワークショップに来てくれていた古土井ちゃんも出演していました。 |
一人二役
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3/16 劇団NLT 銀座みゆき館劇場 |
ああ のんきだね
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1/15 遊人塾・劇舎 シアターサンモール |
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1/8 新春新派公演 波乃久里子主演の久保田万太郎作品。新派の舞台はきっと子供の頃、好きだった父に連れられて行ったはずなのだが、イメージと随分赴きが違った。 久保田作品だったせいもあるけど、とっても静かな演劇でした。そして渋かった。水谷八重子が波乃久里子に、「久保田作品はフランス語だと思いなさい」と言ったとパンフレットに書かれていました。まず訳して全部普通に日本語にするところから始まると。美しい言葉だけれど役者も苦労する感じで、それがまた禁欲的で良かった。周りのおばさまたちから休憩後「ああ、あのお芝居はあれでおしまいだったのね」と言う声が多く聞かれました。(笑) もうひとつパンフに書いてあった水谷語録。「静かな役をやる時は普段エネルギーを使いなさい。そして芝居はゆっくりやりなさい。派手な役の時には普段ゆったり静かに。発散したいのを押し殺し、その苦しみから生まれる「花」をお客様に飛ばす。それが『品』になる。」 しかしおばさんは芝居を観ながらよくしゃべる。そして「ダレソレはダレソレの娘よねえ」というような話を必ずする。(*^_^*) ちなみに波乃久里子は17世中村勘三郎の娘、18代中村勘三郎のお姉さんです。 二幕目は華やかな日本舞踊と口上で幕を閉じる、お正月らしい作品でした。 |