けさくの感激覚え書き その十(2012)

クラウド・エンド・オルタナティブ 12/16 激団リジョロ
新宿タイニイアリス

ワークショップに参加してくれた高尾勇次君が出演。イヤ、面白かった
ブログから↓

解りやすいことはいいことか?


今日はお墓参りの後、能楽堂で狂言の会と、タイニイアリスで若者の芝居を観た

このところ、若い人たちの芝居を結構観てる
今の若い人たちは芝居が上手い

今日観た劇団面白かった
前半1時間、構成が奇抜でぶっ飛んでて、役者がリアルに身体使って息遣いしていて、すごく引き込まれた

が、後半、心情を感情込めて吐露される方向に行き始めて、途端に時間が長く感じられてしまった

「解らない」方が面白い
「解る」ことに、何の意味があるんだろう

脚本がぶっ飛んでいる内は、それをリアルに演じる役者が素敵だったけど、脚本が説明を始めた途端に詰まらなくなった

ラストがまた面白かった
センスある

前半の芝居だけで、次が楽しみ
また観たい

狂言の方は、解りやすいでしょう? 楽しいでしょう? というコンセプトを全面に押し出していた
そして、観客はそれを喜んでた

帰ってきたら自民圧勝

なんか……

SORORI 12/16 国立能楽堂
善竹富太郎の狂言会

川野誠一君出演。優しい狂言会。

彼と出会ったら 12/9 82-party
シアター風姿花伝

映画学校時代の生徒 佐藤大樹君のお芝居。久々に……というか卒業公演以来の佐藤君の芝居。スイート系。(*´▽`*)
あかつき 12/2 劇団「匂組」
荻窪アトリエだるま座

ワークユニット大森匂子さん(作・代表)が暖め続けた作品。青年座出身らしい匂いがした。懐かしい、埃くさい、暖かい匂い。若い俳優さんたちには、なかなか理解しにくいだろう事柄が沢山あったが、役者さんたちは自然に演じていた。二時間経っていたとは思わなかった。同じくワークユニットの小林幸雄さんも出演。
組曲楽園 11/27 Steps Musical
川崎市アートセンターアルテリオ小劇場

Steps 観劇は二回目か三回目。勝手に「日本のミュージカル」を上演する劇団だと思っていたので、少し驚いた。フアンが沢山居るし、それを取り込む工夫をしているのはとても勉強になる。
貘さんがゆく 10/25 劇団文化座
俳優座劇場

原田一樹演出。

いやあ、面白かった! 最高に楽しみました。貘さんのひょうひょうとして悲しい存在感が良かった。久しぶりに「芝居」を観た。構成力に脱帽した。沖永さんの「バク」も軽妙さが良かった。勉さんも悲しかった。役者の存在が悲しい。必死なのに悲しい。これがいい。

あふれる夜 10/21 期間限定
サブテレニアン

永友優企画、北村雄大演出
龍神伝2012〜水の記憶〜 10/20 音楽劇場夢
浅草木馬亭

振付家の岡本初美さんが出演
卒塔婆小町 10/20 

銕仙会能楽堂

李麗仙・若松武史・ヨンミンチ出演

銀河鉄道の夜 9/13 スターダス・21カンパニー
スターダス・21アトリエ
正義の人びと 8/19 オフィス再生
APOシアター

昨年のユニットメンバー永友優が客演している芝居を観て来ました。
彼女の客演履歴において、好きな作品でした。

【オフィス再生】
扱っているのは カミュの「正義の人びと」
政治のことや、「正義」という概念のこと、作・演出の方法など、観た人それぞれに感想があるとは思うけど、
私は、作・演出……このユニットでは、どうやらその職務を「照準機関」と呼ぶらしいが、
の覚悟のようなものと
そこに参加する役者
の覚悟のようなもの
が、潔く、好きだった。

少し前にSさんに連れて行っていただいた、時間堂の芝居の時にも感じたけど、
若い人たちが、概念ではなく、こういった歴史の瞬間を切り取ろうとすること、
しかも、オリジナリティを持って映し出そうとする感性は好き。
しかし、ラスト半端ない、雪カゴからの降雪量!
大きな舞台では観たことあるが、あの小ささで、この降雪量はすごいぜ。
役者は勿論、観客も全て雪にまみれました。
ちらほらの雪ではないのよ。もうどっさり……(笑)
千歳船橋の駅までの道にも、雪の跡……(笑)
当然、私のバックの中も……(笑)
これもさ、芝居が中途半端だったら、きっと私は怒りに燃えてたね。

藤豊会ゆかたざらい 8/11 藤間章吾
戸野廣浩司記念劇場

日舞の先生藤間かおるさん出演。「雨の四季」を拝見。
8/10 東日本復興勧進今申楽
座・高円寺2

朧太夫(田中裕太郎)さんのプロデュース。村信保舞台監督。高円寺氷川神社野外特設舞台での上演が雨で中止。残念。

古今融合 7/22 太鼓集団 天邪鬼 二十五周年記念コンサート
練馬文化センターつつじホール

以前より川口での集いでお知り合いになっていた関根弘美さん。太鼓集団天邪鬼に所属していることは知っていたのですが、今回初めて拝見しました。
いや、観に行って良かったです。全編太鼓の演奏ということで、正直飽きるかなあ…と覚悟していたのですが、いやいや、飽きるなんてことは全くありませんでした。
オープニングは、代表の渡辺洋一さんの太鼓、その他一流アーチストの鼓、笛の演奏に合わせ、水墨画家小林東雲さんが左右の屏風に墨絵を描いていきます。その墨絵を背景に、この後の全てのステージが繰り広げられます。
圧巻はやはりメンバーの方たちの太鼓のテクニックと迫力でした。また代表の歌声も素晴らしかったです。私と年齢も大差ないのに、海外でも活躍している姿に、身が引き締まりました。また途中の鈴木恭介さんの獅子舞と太鼓のコラボも、可愛くて微笑ましくて、本当に面白かった。
しかし特筆すべきは、贔屓する訳ではなく、弘美さんの美しさ。秀逸でした。彼女は洋舞のダンサーでもあり、代表とも海外で出会ったそうです。本当に力強く美しく、見入ってしまいました。

夏の夜の夢 7/21 東京都立総合芸術高校 舞台表現科 演劇専攻 第一回定期公演
総合芸術高校体育館棟舞台演習室

足立区民ミュージカル「しあわせのモミの木」で出会い、その後、キンダースペース「チェーホフ的チェーホフ」や、文化座「笑う招き猫」にも子役として出演していた、永野有美ちゃんの卒業公演。この高校は、2年前に舞台表現科として「演劇」と「舞踊」で生徒を募集しました。その一期生として入学した有美ちゃん。演劇部では部長を務め、活躍していたようです。私はなかなか舞台を見に行くことが出来ず、卒業公演をやっと……。

演出は文学座の西川信廣さん。指導スタッフも一流のプロばかり。なんせ、この演習室というところは演劇専門の劇場。恵まれた環境で、はじけている有美ちゃん達はまぶしかったです。
有美ちゃんはディミートリアス。モミの木で一緒だった、ゆりちゃんもハーミアを演じていました。
有美ちゃんは、この後はシアター1010にて、演劇部の引退公演だそうです。

ざぶとん役者 7/17
お江戸日本橋亭

紺野相龍さんが企画する、「一人芝居のような落語会 ざぶとん役者」
都合があり、前半しか見られませんでしたが、後半もかなり面白かったようです。
役者が落語をやる……というのは、自然なことのように思います。座ったままの一人芝居です。
剣持直明さん「寿限無」 金子由之さん「時蕎麦」 紺野相龍さん「崇徳院」。
剣持さんはだるま座の役者さん。以前から「上手い役者さんだなあ」と思う、好きな役者さんです。今回落語は初めての挑戦だったようですが、寿限無が生まれて可愛くて仕方ない父親の態が、馬鹿馬鹿しいほど面白かったです。
金子由之さんは昴の役者さん。いやあ、こんなに迫力のある時蕎麦は聞いたことがありません。面白かった。声を出して笑ってしまいました。
紺野相龍さんはスターダス・21に所属する役者さん。「崇徳院」は、先日三遊亭遊雀師匠のを聞いたばかりで、「あ、これ!」と落語をあまり聞かないのにタマタマダブったことが、嬉しかったです。
登場人物が多い落語なので、その描き方が難しいと思うのですが、紺野さんはその辺りを軽く演じ分けていて、かなり練習したんだろうなあ……と、「流石!」と唸りました。大汗をかきながらも、紺野さんらしい暖かみが出ている落語でした。それは、自分の高座が終わってすぐに、打ち上げの差配をする発起人としての姿にも現れていました。

中入り後は私は拝見出来なかったのですが、坂元貞美さんの「お玉牛」と赤塚真人さんの「妾馬」でした。赤塚さんはすでに落後家のようにご活躍なさっているようで。こちらもかなり面白かったようです。

村信保のブログより

西崎流古典舞踊会 7/7 
国立小劇場

劇団キンダースペースの日舞の師匠 西崎由美芭氏出演「お夏〈お夏清十郎より〉」

お夏と千代ちゃん

昨日、キンダーで日舞を習っている師匠(今、私が個人で習っている師匠とは別の方です)の舞踊会に行って参りました。

お夏清十郎の お夏を演じる師匠の踊りは情感が籠もっていて見応えがありました。
清十郎が処刑され、狂っていくお夏の情景が、舞台からこぼれ、幼少の記憶が甦り、少し涙が出ました。

私が子供の頃、山形の母の実家の本家の庭に女中さんをしている千代ちゃんという女の人が居て、好きな人が亡くなってから頭がおかしくなり、一人庭先の小屋で暮らしていると母と伯母が話していたのを思いだしました。

子供の頃私は、庭でいつもニヤニヤ笑っている千代ちゃんが怖くて仕方なかったのですが、今になって彼女の悲しさに想いを馳せます。

この手の話は、これまでいくつも観てきましたのに、何故昨日は忘れかけていた千代ちゃんを想い出したのか、不思議です。

容姿の点で言えば、千代ちゃんはお世辞にも、師匠のような美人ではありませんでした。
ガタイも大きく、師匠のような儚いイメージは皆無でした。
でも、あの笑い顔と大きな身体が、今の私には、特別なものに思え、昨日ふっと記憶が甦りました。

蒼い妖精とピノッキオ 7/6 劇団ひまわり
あうるすぽっと

音楽/和田啓・松本泰子
泣いて笑った私の人生 5/30 方の会
銀座みゆき館劇場

演出/原田一樹
舞台監督/村信保
音響操作/三枝竜
演出助手/中村智也

ローザ 5/23 時間堂
王子スタジオ1

黒澤世莉さん率いる時間堂の芝居。ヒザイミズキさんに久しぶりにお会いし、終演後も楽しいひとときを送ることが出来ました。
まさかこれがオリジナルの戯曲とは……、演じる役者は皆さん若いのに、戯曲の年齢設定は年寄り。歴史と政治が絡み合う、刺激的なお芝居でした。演出も面白かった。
お誘いくださったSさん、有り難うございます!!
お先に幸せ 5/20 劇団ジャムジャムプレイヤーズ
上野ストアハウス

村信保 舞台監督
AKUTAGAWA2012 5/4 朗読の会クレパス くーぴー★ずー
TACCS1179

うーむ。自分達が芥川をやったことのこだわりと、あまりに違う見解が多すぎて。
椿説弓張月 5/2 五月花形歌舞伎
新橋演舞場

三島由紀夫が割腹自殺する前年に、曲亭馬琴の原作を歌舞伎として発表した「椿説弓張月」。

新橋演舞場にて二日目を観て参りました。

二回の幕間を含めて、4時間50分の大作。

歌舞伎で演出するのに可能な、全ての要素が入り込んだような、スペクタクル、ケレンミ、重厚、残虐さ、その上での軽さ、面白かったです。

一回目の幕間に、イヤホンガイドで、三島が国立劇場で歌舞伎俳優研修生に講義した内容の一部が流されます。
これが本編と同じくらい面白かった!!

子供の頃から、歌舞伎をみまくっていた三島が、その頃の歌舞伎界の衰退を憂い、新しく歌舞伎の道を志す若者に

「歌舞伎の世界は、自分(三島)の世代でも、年上の人間に『今よりもあの頃の方が良かった』と言われる。これから、『あの頃』より良くなったなどとは、言われない。その世界に飛び込んだ君たちには、絶望と共に、大いなる希望がある。そこに、君たちも、自分(三島)も、闘う意味がある」

というようなことを言っていました。
大いにうなづいてしまいました。


ウィキ「椿説弓張月」より抜粋
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
三島由紀夫『椿説弓張月』
本作が実際に舞台化されたのは戦後昭和になってからのことで、昭和44年(1969年)11月に東京国立劇場で初演された三島由紀夫作『椿説弓張月』全三幕八場がそれである。 
形骸化した当時の歌舞伎に失望していた三島が、後の「猿之助歌舞伎」に通じる斬新な演出を随所に織り込みつつ、全体としては伝統的な義太夫歌舞伎の様式に構成した新作歌舞伎の意欲作。初演時配役も、源為朝に8代目松本幸四郎、阿公・崇徳院に2代目中村雁治郎、紀平治に8代目市川中車、高間太郎に3代目市川猿之助と一流の役者を配し、白縫姫には三島の肝煎で、当時まだ無名に近かった10代の5代目坂東玉三郎を抜擢した。玉三郎はこの舞台が絶賛され、以降の盛名に至る出世作となった。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

3000円の席でも充分に楽しめたので、これから毎月一回3000円の席をとろう!!

と決意し、来月のスーパー歌舞伎を予約しようと思ったら、

すでにA席19000円しか残っておりません!!
(^▽^;)

7月、予約可能初日に頑張るぞ!!

恩讐 5/1 ブロッコマンプロデュース
TACCS1179

ワークユニット2011 青木淳高脚色・演出
西川ゆき依 出演

演出アイデアは面白いと思う。出演者が共有しているものが少なすぎた。メンバーを確定して長期間の稽古をすれば面白いものが出来ると思いました。
兄いもうと 4/29 劇団文化座
文化座アトリエ

原田一樹 演出
遊雀式 4/22 
内幸町ホール

「遊雀式」聞いて参りました。

いやあ、笑った笑った。

出し物は
「花瓶」
「包丁」
「崇徳院」

独演会だから話せるここだけの話……のまくらから笑いっぱなし。

「包丁」の寅が酔っぱらって清元の師匠をくどく下りは、本当にキモチ悪いくらいに真に迫って……。

「崇徳院」の若旦那の居方に、椅子から転げ落ちそうに笑っている男性を横目にして、
それも相乗効果で可笑しくて可笑しくて……。

中入り後の話のまくらで、師匠の愛犬「大吉」の話も、声出して笑っちゃいました!!

日曜の夜なのに、女子会ぽいのや夫婦連れの他に、男性の一人客が多くて、

ゆったりと笑いを求めに来ている人が結構いるんだ……と。

また行こうっと!!

語りと音楽〜大人のための千一夜物語 3/23 東京・春・音楽祭
東京文化会館

構成作家佐藤万里さんのご案内で ウードの常味さんも出演していました。
眼のある風景 3/22 劇団文化座
池袋アウルスポット

ロミオとジュリエット 3/16 スターダス・21Aクラス修了公演
スターダス・21アトリエ

前期はつき合ったAクラスのメンバーが、演出家の西沢栄治さんの手腕に見事はまり、本当に面白い舞台になっていました。一週間前に終わった原田演出のBクラスチームも勿論頑張りましたが、Aクラスも本当によく練習していました。以前原田もスターダスで「ロミジュリ」をやり、その時もとても面白いロミジュリだと思いましたが、今回もとても良かったです。西沢さんはやっぱり面白いなあ。
ブラボー! ラウレンシア 2/29 名取事務所
劇・小劇場

原田一樹演出。
名取事務所の新作です。
本日初日観て参りました。
喜劇として、上質だと思いました。
面白かったし、笑えたし、少しほろっとしました。

大好きな俳優座の青山眉子さんが出演、
私達の世代にはアングラの女王である新井純さんも、チャーミングな女優さんでした。

どん底 2/28 劇団東演
下北沢本多劇場

刺激的な舞台でした。面白かった!!
一般公演は明日の13:30で最後。
下北沢本多劇場です。
観られる方は是非!!

僕の時間の深呼吸 2/28 スターダス・21俳優クラス修了公演
スターダス・21アトリエ

朗読公演『密か事』

2/25 岡田和子 
アドリブ小劇場

午前中は、今年後半からお世話になる事務所の勉強会を見学させてもらった。
基本はマイクの前での演技。
題材は参加者が自分で選ぶ、小説や童話やセリフや…。

緊張感のある勉強会。
講師の方の仰ることは、いちいち頷ける。

夜は、岡田和子さん演出の朗読の公演に。
勉強会で聞いていたダメ出しがあったから、どうしてもそれを軸に観てしまう。
あ、この人はそれをクリアしてる。
あ、この人は全然…
と思っても、結果的にどういう印象かっていうのは、受け手の問題でもある。
語り手がその作品に馴染んでいるか、バランスにもよる。

今日の講師の先生が仰っていた。
マイクの前での声の演技は、芝居だったらこうするという動きを制約された、その分を声に載せなきゃいけない…。

大事な言葉を読み砕いて、聞き手に届ける。変化させる。語尾を伝える。

「みんなの手 朗読教室」で、私が皆さんにお伝えしていることと全く同じなのですが、じゃあ、マイクの前で私が出来るかと言えば、難しい…。

「みんなの手 朗読教室」の生徒さんの中に、ナレーション学校に通っている方が居て、先日の土曜日少し居残り練習しました。
昨日試験だったらしく、「講師の先生に【かなり練習しましたね】と褒められました」とメールが来ました。

プロの現場で通用する為に勉強している人の手助けをする為には、もっともっと私自信が勉強しなければ…と。
今更ながら緊張します。

まごころを きみに!

2/23 スターダス・21声優クラス修了公演
スターダス・21アトリエ

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 2/20 ワーナーブラザース
丸の内ピカデリー

このタイトルは絶対的に邦画だと思っていたらワーナー・ブラザース。
先日テレビでLiLiCoが「タイトルのイメージで観ると裏切られます」と言っていたので、気になっていました。
本日有楽町を通りかかり、ちょうど良い時間だったので。

映画そのものの出来は、あまり映画を観ない私には語れないけど、
まあ、とにかく、子役…つうか、ある意味子役じゃないね、この人は。
主役の演技に口が開く。

どういう撮り方で、こういう芝居になっているんだろう??
監督とこの子は、どういう話や打ち合わせをするんだろう??

打ち合わせがあったとしても、相当な部分はこの子の感性に任せるしかないと思うし、こうやれと言って出来る芝居じゃない。

誰でも説明されれば頭では理解出来るかもしれない演技。
でも、自分で立てただろう演技プランから、はみ出ている部分こそが、この人の才能だと思いました。
それは自分でも想像出来ない時間。
この時間こそが、俳優にとって一番の「宝物」なんじゃないかなあ。

羨ましい…。
せめてそういうキモチだけでも持てる自分で良かった。
レベルが違い過ぎますが…。

9.11で、私も一番眼の裏に焼き付いている映像が、この映画の主軸となっています。
ある同じ事件があっても、そこに至る以前の、人と人との関係性が繊細でないと、こういう作品にはなりにくい。

ああ、映画に関係ないもうひと言書きたいけど、やめとこう。
(^▽^;)

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

映画を観たのも久しぶり。べえべえ泣いて、化粧が全部とれました。
(^―^)

空想〜見上げればそこに〜
2/19 STUDIO HeadZ
阿佐ヶ谷アルシェ

ワークユニット永友優が出演。