この朗読教室では
日本の近代・現代の文学作品をテキストにして、
朗読を通した表現の方法を探ります。
はじめまして。
講師の 瀬田ひろ美 です。
川口の劇団キンダースペースにて女優として長年舞台に立っています。
舞台出演の他、様々な演劇ワークショップの講師、
高校生への演劇指導ファシリテーター、
タレント養成所の演技講師として活動、
洋画やテレビ外画の吹き替えなどもしています。
この朗読教室は、私瀬田が講師として、
劇団キンダースペースからは独立した形で運営しています。
ここでは
朗読教室「朗」らかに「読」む
で、どのようなことをしていくかを、簡単にご説明します。
【ストレッチ】
実際に声を出す前に、簡単なストレッチをして身体を柔軟にすることから始めます。
仕事や家事で疲れた身体を週の終わりにほぐす、
呼吸を意識したストレッチです。
激しい運動ではありません。
【発声練習】
その後、演劇を基礎にした発声練習で、喉の疲れもほぐしながら声を出します。
いきなり大きめの声を出す事は、実は喉にはとても負担です。
呼吸を意識し徐々に喉を暖めることで、喉に負担をかけない発声が出来てくると思います。
【朗らかに読む】
そして、短いテキストを使って朗読の練習をしていきましょう。
テキストはこちらでご用意することも出来ますが、
ご自分が読みたい作品があれば、どうぞお持ちください。
長い作品の場合は短いセンテンスで練習していきましょう。
色々な作品を多数読むのもよいのですが、
読み込むほどその味わいが深まっていく良い作品が我が国には沢山あります。
数ヶ月の時間をかけて丁寧に仕上げていくことを基本に考えたいと思います。
現在、お子様への読み聞かせをなさっている方も沢山いらっしゃいます。
この講座が何かのヒントとして役立つかもしれません。
また、「声が小さいと言われる」「何を言ってるかわからないと言われる」「人前で話すのが苦手」
という悩みを持ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
「誰かに伝えよう」と思いながら作品を読むことで、
声量や滑舌の悩み、上がり症の悩みも解消されるかもしれません。
私は長年芝居をやっているせいか、
朗読をしている間に座っていられなくなり、つい身体を動かしたくなります。
最終的には、座って読む朗読を抜け出し、少しだけ身体を動かしながら表現することを目指したいと思っています。
時間は毎月第一・第三土曜日の朝10時〜12時30分。
少し早い時間帯ですが、
主婦の方もお子さんと一緒のお昼に間に合う時間、
また土曜の午後を有効に使える時間と思い設定しました。
ここに書いたこと以外にも、参加してくださる方と、どんな朗読が楽しいかを探っていきたいと思います。
群読も良いかもしれません。
音楽に乗せたり、空間を使ったり……
色んな可能性を見つけて、
でも、まずは
「朗」らかに「読」む
ことを一緒に楽しみましょう。
※個人レッスンも致します。
2019年発表会ちらし
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