「パレードを待ちながら」 感想 アンケートより


●テンポよくかわる場面が楽しくて質素な暮らしや服を着ているのに、それでいてどこか女性の華やかさのようなものが秘められていて素敵でした。
自分の祖父母の時代を観劇しながら想像してしまいました。
とても面白かったです!いつも観にくると刺激をもらいます!(20代女性)


●濃密な演技に心打たれました。
音響が素晴らしかった。知るはずのない町並みが見えてくるような、奥行きある舞台でした。ありがとうございました。(30代男性)


●同じ場所で同じ光景に立ち会っても、それが何を意味するのかは一人一人ちがう、生活では当たり前のはずのそれが舞台上から生々しく伝わってきました。立ち居振る舞いからもそれぞれの人生が感じられるようでじんじんきました。ありがとうございました。(20代女性)


●場面転換が絶妙でした。
戦争テーマの話なのに笑わせていただきました。


●とてもお洒落な作品でした。
このところ戦争について(第二次世界大戦、祖父、現代)考えることがおおかったので何かしらのご縁を感じました。


●5人の女優さんの存在感と迫力、提示せれてる世界の豊かさに圧倒されました。


●タイトルの「パレード」に出ないが登場人物がそれぞれ「待ち」こがれる人の重みが伝わるお話でした。せっかく息子と会えそうなマーガレットが亡くなるとの悲しいエンディングでした。(40代女性)


●それぞれの「待つ」が描かれていて、「待つ」ということはどれほどの精神的苦痛をともなうものだといつこと、戦争の痛みがわかりました。


●よかったです。女性達が切実に生きていたというのが痛いほど伝わってきました。どの人物にも魅力があり、人生があり、’’男’’があり…。日常というのが愛おしいものなんだと、月並みだけど、そう思いました。(20代男性)


●大変面白かったです。
五人五様。終戦後の5人の生き方を考えてしまいました。
女優さん達がそれぞれの役にとても合っている印象を受けました。


●待つ女たちの物語。それぞれにぐっ…ときました。
Japanの名前も出るのが心いたむけど、それぞれの国のそれぞれの共通することは、戦争は、いけないこと。


●劇場に入ってからいただいたパンフレットの「待つ」の文章を読みながら今回の「パレードを待ちながら」の上演を想像しながら待つ。どんなお芝居を見せてくれるのかなあーと。(50代女性)


●始まってすぐに引き込まれてしまいました。私も「待つ身の女」になってしまっていた事に'’ハッと’’してしまうくらいの皆さんの熱演。そして演出、背景。「待つ」はずのないようなのに女性達ひとりひとりの台詞、演技を「次は誰? 次は誰?」と期待しながら待っていたら、素晴らしいお芝居でした。ありがとうございました。


今の状況にぴったりの演目でした。
原田さんの力強い演出にもぐいぐいと引っ張られましたが、
今回はキンダーの女優陣の熱演が本当に光りました。
特に瀬田さんと古木さんは渾身の演技でしたね。
また榊原さんの抑制が取れた芝居も活きていました
魂が震えるような素晴らしい舞台でした。
よかったです。