■ 「猫の結婚式」が面白かったです! 式場も、ああ猫だからなあ……と納得します。一人で演じていたのに、一つ一つの役にメリハリがあってすごかったです。
■ とても良かったです。カラスを見たら「竹青」を思い出すと思う。「身投げ救助業」は人生の裏表を考えました.「火影の夢」はすごく興味深く聞き入りました。
■ こういうものはやはりライブで観るのが最高です。寓話的な物語というのは、この様なかたちで舞台化すると味わい深いものになります。また取り組んでほしいです。
■ 落合さんの「眉山」一人一人の表現・キャラクター・イメージ・展開、すべてぴったりきてスムーズで最後まで魅せられました。素晴らしいです。3作品ともすべて良かったし、作品の選び方も面白かった。あきてしまうのかと思いましたが表現力でひっぱられました。
■ 「原作を読む会」に参加し「竹の木戸」の読み合わせを致しました。原作で想像していた場面ややり取りのトーン、しぐさなどが、こういう形で表現されたんだ……と興味深く、今後も是非「原作を読む会」「ビフォアトーク」を続けてくださればと思いました。
■ 「眉山」眉山をばかにして眉山にばかにされるのがいやな主人公、また眉山がいる時は「もう来ない」と言って、居なくなったあとに行かなくなるのが印象に残りました。「猫の結婚式」絵本みたいに素敵でした。猫が居なくなるのは寂しいですが、最後の手紙に癒されました。「竹の木戸」なんとなく植木屋の奥さん感情移入してしまい、悪い人ではないのに女中さんが敵に見えてしまいました。登場人物の誰も悪くないのに、かなしい結末になってしまったのが印象的でした。
■ 「眉山」太宰らしい世界、「猫の結婚式」軽やかで愛らしい小品、そして「竹の木戸」大作・力演。時代状況がまるで違う別世界の作品の中にやすやすと誘われてしまいました。その世界が見えてくるように言葉を操るのがすごいなあと思いました。
■ 「竹の木戸」素晴らしかったです。本当にまばたきする間も勿体なく、広島から来て良かったです。
■ 一つ一つ吸い込まれる思いで、感動しました。