写真提供 縄文人さま かおりさま 「La vie' de KANAKO」メンバーさま 思えば昨年の11月、冴理ちゃんのライブで知り合ったしんちゃんに「熱海テーマパーク」のお話をしていただき、「実は冴ちゃんともツアーを組もうと話が出来ているんですが、まだ実現してなくて…」としんちゃん。そこにすかさず縄文人さん、「実現させましょう!!」 いやあ。言い出しっぺなのに行けなかった冴ちゃんを初め、他の皆様には申し訳ないけんど、ホント、めちゃくちゃで(笑)、楽しい旅でした。 集まったのは幹事の親玉・縄文人さん、幹事の一の子分・しんちゃん、香奈子ちゃん、香奈子ちゃんのファンクラブ「La vie' de KANAKO」のメンバー(途中入れ代わりもありましたが)5名、途中参加のかおりさま・kuriさま(栗田夫妻っちゅうことね)、そして私。 まず午前10時に熱海駅に集合した私たちは、そのまま今回のツアーの第一目的である、「不思議な町1丁目」に向かいました。入り口で流れる「不思議な町1丁目」のテーマソング!!! なんとこれは、われらが冴ちゃんの作曲というもの。後に仲良しになる、入り口の屋台のお姉さんきくこちゃんも「毎日聞いてるんだけどねえ、なかなか覚えられないのよ」という位の、とっても明るく脳天気で、なおかつ複雑微妙なフレーズの数々…。「こんにちは〜〜、さよおなら〜〜、熱海へよ〜こそ〜〜」…ああ、覚えてしまった…。「バリバリバリバリ バリプップー」…だって、だって、何度繰り返し聞いたことか。何故って…。 その不思議空間は入り口を見ただけで、もう、「え? シラフで入るの? あんたたち?」と言ってるようなんですもの。だから、私たち屋台で一杯ひっかけてから入ろう…! ということになったのです。言い出したのは幹事の親玉縄文人さま。それに異を唱えるものなぞ誰がいましょうぞ。今回のツアー参加者、募集要項に「うわばみに限る」と書いてあったかな? と思うような酒好きばかり。屋台のきくこちゃんにサービスのみそおでんまで出していただいちゃって、もう絶好調の私たち。特に縄文人さん、知り合いになった人とは仲良くせずにいられない性格。きくこちゃんを今夜の宿に誘います。「カラオケやってるし、宿は貸しきりだし、絶対来てよ!! 絶対だよ!!」もう有無を言わせません。 「不思議な町1丁目」は、来年までしかやっていない、期間限定のテーマパークです。私がここでごちゃごちゃ語るよりも、ぜし、皆さま足を運んでください。変です。ホント〜〜に変です。なにが変って、テーマが変です。展示物も変ですし、なにもかもが変です。こんなことを考えたしんちゃんのところの社長さんはどんなヤツなんでしょう? 御会いしてみたいような、恐いような…。 ダイハツミゼットが二台飾ってあって、見たことのない「一人乗り」のものが、私と同じ年生まれだった。で、ポロッとそれをしゃべって、一部の人に年がバレた。 堪能した私たちは、おみやげに懐かしいおもちゃなど買って(私と香奈子ちゃんにも幹事二人が買ってくれて、あとでプレゼントしてくれました。ありがとう!!)、外に出て、きくこちゃんの許に戻りました。そしてまたビール。いい年して(ごめん)おもちゃの紙飛行機を嬉々として飛ばすおじさんたち。ぽかぽかの陽気の中、青い空に紙飛行機が高く高く飛んで、旋回して帰ってきたり木にぶつかったりするタンビに子供みたいにはしゃぐ私たちでした。 さて、宿に入るにはまだ時間がありますので、どこに行こうか…ということになり…意外とイキアタリバッタリの旅(^◇^;)、やはり熱海に来たら「秘宝館」でしょ? ということになり(?)、おもむろにロープウェイに乗る私たち。 上についたら、野生のトンビの餌付けショーをやっていました。おじさんがトンビをエサで誘き寄せていて、時間になると、お客さんにも餌付けをやらせてくれるのです。野生の割りにしっかり餌付けされているトンビが50羽程、空にひしめきあって飛びかっています。「さあ、並んでください。みなさんにも餌付けが出来ますよ!!!」という声に、まあ、一応、大人としては、うっすらと笑みを浮かべて遠巻きにするのが普通だと思います。ところが、われらが幹事の親玉はそんな人ではありません。「けさくさん、けさくさん、一緒に餌付けしましょう!!」と、妙に明るくハシャグ声(^◇^;)。ええ、並びましたともさ。こうなったら、なんでもやります、けさくは。 一番に並んで、とんびが一番お腹がすいているところに、鶏のささ身を蒸したものを放り投げます。「交互に投げてくださいね」というおじさん。何故って、こんなにコントロールの悪い私の投げるエサでさえ、彼等は直滑降で降りてきてナイスキャッチするのです。口に加えて一度谷底に降りたかと思うと「ざまあみろ」という感じでまた急上昇します。二つ一辺に投げたら、上で正面衝突する可能性があるのでしょうか? とにかくすごい勢いのトンビたち。20個位のエサを交互に投げて、けさくはひとつ失敗して下にいたカラスにあげてしまいましたが、それ以外はトンビたちの口にナイスキャッチでした。面白かったあ〜〜。 さて、「秘宝館」です。以前、下田の方で見たことがあるのですが、いや、熱海のソレは、とってもキワドイものでした。それを、まだ知り合ったばかりの男性たちと一緒に見る。香奈子ちゃんが「これを冷静に見られるようになった自分をほめてあげたい」と言ってましたが、「一杯ひっかけてて良かったな」と心から思いました。まあ、これについては多くを語りますまい。妙に疲れきった顔をして先に出てきてロビーに佇んでいた人たち。紅潮した顔をして、くまなく眺めていた人たち。いや…、誰が誰とは言いますまい。 そして、縄文人さんの同級生の方が管理している梅園のそばの素敵な宿に泊まりました。なんと貸しきり! 土曜日のこのカキイレ時に貸しきり! ここまで漕ぎ着けるのに縄文人さんがどんなにゴネたか…イヤ、どんなに努力してくださったか、本当に頭の下がる思いです。それがまあ、素敵な宿なのよ!!! お部屋が全部素敵な内庭に面していて、一枚ガラスが直角に二方向にはまっていて、部屋からの眺めが最高!! お風呂からももちろん庭が眺められる。何より建てられたばかりなのか、きれい!! 宴会が始まるまでの間、香奈子ちゃんたちはすぐ隣にある澤田正宏記念館に。お疲れ組はお風呂をいただき、またビール。私ゃ、幸せすぎて少しうたた寝。香奈子ちゃんが部屋まで迎えにきてくれた。「けさくさーん、宴会が始まるよお」 さてさて、おもてなしのお料理がとてもおいしかった。特に「メイモのごまあえ」しゃきしゃきしてて旨い!! 鮎の塩焼きの旨いこと!! カニの甲羅に酒を注ぎ、貝の甲羅に酒を注ぎ、…酒の進む料理が次から次へとじゃんじゃん出てくる。 絶品!! カラオケ大会の始まり。みなさん、のりのり。プロ香奈子も惜しむことなくすばらしい歌を披露。盛り上がっているところに「不思議の町…」のきくこちゃんがビール一ダース持ってきてくれた。「玄関で挨拶だけ」と言うきくこちゃんを逃すことなく座敷にお連れする幹事の親玉とその子分。二人できくこちゃんのワキを固めて「ま、ま、ま、おひとつ、ビールだけでも」。タイミング良く、香奈子ちゃんの「夜桜お七」の大熱唱。盛り上がり拍手をしながらきくこちゃんを横目で見たら、ナント、きくこちゃん、目に一杯涙をためて目頭をハンカチで抑えてる。「どうしたの? 泣いてるの?」と聞いたら、「嬉しくて…」って。「縁だなあと思ったら嬉しくて、こんなに歓迎してもらえると思わなくて」って泣いていた。用事があって「夜桜…」を聞いたら早々に帰っていったけど、翌日、その場にいなかった栗田夫妻に伝言して、きくこちゃんを訪ねてもらいました。やっぱり色々サービスしてくれて、「縁を大切にしたい」とおっしゃっていたそうです。「不思議の町…」の目の前にある屋台の向かって右側にいるのが「情熱のきくこちゃん」です。 栗田夫妻登場!!! 遅れを取り戻すかのように、飲むは歌うはの大活躍。 美女とオヤジゅう(*^◯^*) メンツが揃ったところで、二番目の目的である、お誕生会が始まりました。香奈子ちゃんと「La vie' de KANAKO」のメンバーKさんと、私が三月生まれ。幹事さんの用意してくれたプレゼントに美味しい立派なケーキ!! くす玉まであったぜ!! 私と香奈子ちゃんへのプレゼントは可愛い猫のアクセサリーホルダーと「不思議の町…」で二人ともに欲しそうにしていた昔なつかしいおもちゃ(香奈子ちゃんのはブリキで出来た線路に車がゼンマイで走る可愛いもの。私にはブリキの船がロウソクの燃える力で水の上を進むという…、きっとその年代の方々にはなつかしい代物。船の方は、みんなで男子風呂で進水式をしました。)かおりさまからもプレゼントをいただき、くす玉からは「大吉」の札が出て、ノンべにもケーキは美味しい。なんて幸せな誕生日なんだろう…。しみじみ。 プレゼンターかおり 栗田夫妻とLa vie' de KANAKOのメンバーのその後のカラオケ大活躍ぶりや、縄文人さんとかおりさん・香奈子ちゃんのジルバも、けさくの記憶にある…。あるが…、なにしろ飲み過ぎた。かおりさまとkuriさまの夫婦デュエットを聞きながら、ああ…、記憶が…、記憶が…、見ると幹事の子分・しんちゃんは箸を片手に眠っている。「おい、しんちゃん、起きろ!! 寝るんなら寝ろ!!」とワケのわかんないことをつぶやきながらけさくも正気じゃなくなっていく。どうにもダメで、45分仮眠。復活してみてもやはり(しんちゃん以外は)全然変わらない元気ぶり。最後は幹事の親玉の「お嫁においで」の大熱唱で一日目の幕を閉じました。 このあと、香奈子ちゃんが布団に入ってビールのプルトップを開けた時にはオデレータオデレータ。彼女はうわばみの化身です。 翌日美味しい朝食で、きくこちゃんのビールを朝の8時から飲む私たち。 記念館の庭で、なんとなく残った縄文人さんとしんちゃんと三人で「人生の話、恋の話、家族の話」になる。朝からキモチいい風に吹かれてなんとなく深い話をしてしまった。これも「旅」のなせるワザ。 さて、旅館に挨拶をして、栗田夫妻は昨日行けなかった「不思議な町」に向かいました。残る私たちの向かう先は「熱海ハーブ&ガーデン」。広い丘一杯に咲き乱れるハーブの園を、まずはバスで一番上まで乗り付けてハーブの香りと姿を楽しみながら下ってくるというもの。キモチよかった。先日母達を連れてこようかと思ったのだが、うちの母が足が悪いのでやめた。無理してでもくればよかったと思った。咲き乱れる花々。本当にいい香りがする。花粉症でもわかるから、普通の人はもっとするのだろう。花の名前を覚えておけばよかった…と心から思った。中でも感動したのは水仙。みな丘の斜面で同じ方向を向いて咲き誇っている。ディズニーの「不思議の国のアリス」で歌を歌っていた水仙を思い出した。今にも歌い出しそうだった。きちんと陽の光に向いてお行儀よく咲いている様が可愛くて健気で…、連れて行ってもらって良かった。「La vie' de KANAKO」のメンバーが香奈子ちゃんにカメラを向ける。ついでに私も入れてもらって、さながら「撮影会」のようになっていました。ははは…。 ハーブ&ガーデン撮影会より…(*^◯^*) それから先日の「親孝行の旅」でも縄文人さんの御紹介で行った「白石」という割烹旅館。熱海では有名なところで、縄文人さんの同級生の方が経営する個室料亭。本格的な割烹料理が食べられてしかも宿泊もできるし日帰り入浴だってできる。政財界の大物や有名俳優や天皇陛下までいらっしゃったというところ。メニューは「初島の旅」の方に書きましたが、またまた美味しい料理をいただき、今回は露天風呂にまで入ってしまいました。風呂好き香奈子ちゃんは二回も入るし、みんなほろ酔いで露天風呂に入っては座敷きで座ぶとん枕でうたた寝し、色々なことをしゃべっていました。敷地内にある岩場の絶景ポイントに行くと、すぐそばに海猫がちょこんと座り、波が押し寄せる。天気もいいし、風が心地よい。なんて幸せなんだろう…。記念写真を撮って、車組と電車組に分かれ帰途につきました。 電車組のメンバーは、縄文人さん、しんちゃん、そして香奈子ちゃんの芝居を観に行った時に知り合い、先日の「オレステス」にも御来場頂いたIさん、私の4人。在来線に乗り込み、のんびりのんびりと、ビール・日本酒・サワー…それぞれの好みのお酒を買い込み、おしゃぶりこんぶとスルメを食べながら、ごとんごとんとそれぞれの家に帰っていったのであります。 途中、しんちゃんが出した「コ−ヒ−占い」に、それぞれの人間性が出て盛り上がり…、最後まで目一杯・お腹一杯・笑い一杯の旅でした。 「La vie' de KANAKO」のメンバーの方々、私まで便乗してごちそうになり、そしてお祝していただき、本当に有り難うございました。 たっのしかったぞ〜〜〜い!!!! 第二弾は、私も幹事の見習いで参加します。会計係でもやらしてください。よろしくお願いします。m(__)m 最後にお楽しみ写真を一発モここ |