■アンチゴーヌ

http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2634/0103.html コア石響HPより
 31日は目黒幸子さんが出演するギリシャ劇を観る。
劇団キンダースペース第22回公演「ANTIGONE」。シアターx提携公演とある。
 2000年以上前に書かれた作品だが、原田さんの演出は、シチュエーションを現代にオーバーラップして、人間と社会を多様に描き出し、あたかも現在の民衆と政治を浮き彫りにしているように迫って来るものがあった。

■「危険な曲り角」

http://plaza5.mbn.or.jp/~peipei/raioneru/No9/130819.html ライオネルの感劇日記より

演出は外部の方で、原田一樹さんという方です。
 
「劇団キンダースペース」主宰で、そこではもちろん、劇団NLTなどでも演出されています。
俳優座では、昨年のラボ公演サマセット・モーム作「アーズリー家の三姉妹」と、2回目になります。
原田さんは脚本家でもあるので、モームやプリイストリィのような、翻訳の言葉の古さなどを、上手く、脚色して、作品のよさを、よりよく引き出して、分かり易く、演出されます。

この脚本の見直しも4月にフェスティバルに行った、モスクワから、毎日FAXで送ってきたそうです。
そんな、性格が表れているような演出です。
そしてなによりも、みんなが慕っていく、信頼感ですね。
出演者はもちろん、みんなが、一緒に仕事をしたいと思う、人柄と実力ですね。

10年目にふさわしい記念作品でしたが・・・・
あの緊張感を会員の皆さんに味わってもらいたい!と思いました。
いつか例会になると良いナァって思います。