・上演中はもちろん、帰りのコーヒー屋、電車の中、寝る前、明けて今日も思い返しては楽しませて頂いております。
大抵お芝居を見に行く時は、ストーリーを追ってせいぜい人物の感情を推し量るというカンジです。だからもし今回瀬田さん方のご出演でなければこう思っただけだったと思います。
「孤立タイプ傾向の私に言わせれば、あんなめんどくさい所には住めない。むしろ彼らは寄り添いたがいタイプだ」
原田さんのキーワード「取るに足らない」を反芻しながら拝見していました。
確かに大局的に見れば個々のヒトの感情やら思考なんて些末なものですが、「あなたはそれで幸せなの」と問われたとき、その「取るに足らない」部分しか大事じゃないような気がします。
今回拝見して、役者の皆様のお芝居熱(!?)を感じました。登場人物にとってはさりげない所作でも、そこには役者さんの工夫と言うか表現が随所に見られ、そのたび「ステキ」と思ってしまいました。
とりわけ瀬田さんの所作は細やかで、指先まで丁寧で、何だか見ていてわくわくしました。
日生劇場とかデカすぎるとこじゃなくて良かったです。
またの機会も楽しみにしています。
【S.Y.さん 女性】


・はじめてシアターΧでお芝居をみました。様々な背景の人達が、銘々のテーブルに着き、それぞれの問題に向き合い、許す人がいて、許される人がいる。受け入れる人がいて、受け入れられない人がいる...。取るに足らない、敢えて取り上げるだけの価値がない事なのかもしれないけど、人としてどお向き合うか?って事を学べたような気がします。
【I.M.さん 女性】


・「取るに足らない」がテーマのようですが、私には許すと言う事の個人個人の考え方が見え隠れするように感じました。
1人ひとりの役者さんの個性が光る舞台。引き込まれました。
【O.C.さん 女性】



・個人的に「自営業の女は基本1人で生きていけちゃう。人に甘えられない、自分で何とかしちゃう」
と少し前に聴いた会話を思い出してしまいました??
自分の足りない部分を補ってくれる人。満たしてくれる人。
そんな人に巡り会えることが幸せだよな…と感じました。
【A.K.さん 女性】



・人間が生きているうちには色々な人がいて、色々な人生があって、その中でそれぞれの生き方をしている。まさに銘々が、銘々にそれぞれのテーブルに座し様々に生きていることを再認識。
自閉症のシビル役の古木さんが多分初めてであろうが母親に反発する場面で私は彼女の声が出る前から「部屋にはゆかない!」と言っちゃいなさい!言っちゃいなさい!と心の中でけしかけていました。この場面でのシビルの姿からジーンとくるものがありました。友人も「よい公演だった」と感激していました。
【N.A.さん 女性】



・カチンコチンに硬質で生真面目で優等生の舞台創り
。。。
元がアングラ芝居(笑)好きのわたしが苦手とする分野
のはずが……
息を呑むほど素晴らしく魅入ってしまったっ
極めると言うことはこう言うことなのかと
一人一人の演者が特出すること無く、舞台装置、照明、音効。。。絶対的なアンサンブルの魅力に脱帽してしまった。これが原田一樹さんの演出力
のマジックなのかも知れない(笑)
しっかりとした舞台創りという点で、二年ほど前に観た
長塚圭司さんの『ハングマン』を思い出して重なったかな
不要不急の外出は控えるようにというこの時節に

マスク、眼鏡、手袋着用で決死の覚悟で出掛けた甲斐はあった。。。と思う
【N.Y.さん 女性】


・それぞれの方々の必然的な人生の交錯と少しの作用が素敵に絡み合っていました。
人を思う気持ち、誰かを待つこと、人生の意味を問うこと、血の繋がりの深さ(呪い)、人間という自我を持つ生き物の難しさ...etc。ホテル内に充満して客席まで溢れかえっているようで!
休憩前に出ていた男女が支配人にとって(この舞台にとって)の主要人物と見せかけ、二幕には全く(存在として)登場しなかったこと。若い夫婦(未来)にスポットのあたるラストも興味深く、この世にやって来てやがて立ち去る人間の儚さのように感じました。
観客の年齢や性別、人生経験で様々な感想の出る作品、と思います!色んな方の感想を聞いてみたくなりましたし、わたしもあのホテルに泊まりたくなりました。
素敵な作品へお誘いいただきありがとうございました。
【K.K.さん 女性】