劇団キンダースペース 第41回公演 k#90 
「銘々のテーブル」〜あるいは、孤独に向かって〜
作/テレンス・ラティガン 演出/原田一樹

 

孤独」を求めて「共存」を恐れず。

ラティガンは、不信と疎外と、それによってもたらされる「孤独」を見つめ、描いた。演劇史における彼の評価が高くないのは、大戦後の社会体制が大きく揺らぐ時、あたかもそれらに背を向け、中流層の内面を描き続けたことによる。だが、ベルリンの壁が壊され、また造られようとしている現在、私達はどんな「孤独」と向き合っているのだろうか。今、もう一度ラティガンの「孤独」と向き合うことが求められている。

翻訳・演出/原田一樹