海老原美代子ベリーダンスグループ

神をも惹きよせる情熱の舞
uzume

シルクロード音楽で紡ぐ
いにしえの日本
高天原の世界



演出/原田一樹

~ UZUME演出ノート~ 岩戸開きの舞踏によって、アメノウズメノミコトという存在は芸能の創始者 として様々にイメージされる存在である、が、神話の中のもう一つの役割に ついてはあまり知られていない。天孫降臨の際、天つ神々の中から選ばれ、 国つ神である猿田彦との始めての接触を成功させたのが彼女である。つまり、 異文化の引き合わせが芸能者によってもたらされたということであり、現代 人がここから学ぶことは少なくない。勿論、これをそのままベリーダンスの 象徴する東西の出会いに当てはめているわけではない。むしろ生活者である 我々自身と芸能との出会いの意味にとりたいのである。身体があるというこ と、所作が生まれ、動きが舞に昇華していくと言う事。今回の公演に、その 芸能の根源までの旅を見ようというのは、けして無謀な試みではないと信じ ている。

日時： 2007年6月29日（金） 開場 18：30　開演 19:00
2007年6月30日（土） 開場 17：30　開演 18:00

プログラム： 第1部-ベリーダンス

第2部-創作舞踊〜UZUME〜

【演出】原田一樹　

【振付】海老原美代子

【作曲】和田啓

【舞台監督】白澤吉利

【照明・美術・衣装】ソライロヤ

【音響】猪狩裕之

【演奏】 和田啓（打楽器・作曲）

朴 根鐘 (チャング、テグム、他)

銭 騰浩 （笙）

【出演者】 関根ゆみ・守田京子・鈴木香成子・高尾洋香
春奈あき・松井洋子