キンダースペース 熊本deガヤガヤ会(2)

の会にはひとつの疑惑がある。
集いにはワイワイ会だとかガヤガヤ会があるが、その報告には小旅行だとかヨットだとか飲み会の写真ばかりだから、本当に観劇をしているのか?というものである。
ごもっともである。
だからといって、上演中の舞台を背景に記念撮影をするわけにはいかない。
そこで、会場をバックに撮影しようと思ってはみたのである。
が、そこには会場に出かける前に立ち寄った熊本市上通り商店街にあるラーメン屋でビールを飲み、すでにご機嫌になっている旧石器人さんである。
陽気な氏を中心に撮ってしまい、背景は熊本県立劇場の柱と壁ですといったところで、誰も信じてもらえぬ写真となってしまった。

劇の後、せめてもの証拠にと『友の会』から贈った花をバックに記念撮影をする。
だからといって、それでは早速といって撮影をしたわけではない。
わぁきれいなお花だとか、最初の予算はいくらだったけど、結局いくらかかったといいながら、気持ちは既にこのあとの宴会へ。
一行はあっさりと花の前を通り過ぎて、出口へと向うしまつである。
縄文人さんに地図を見せられ、宴会の会場はココだけどわかるか?といわれ、数年前まで熊本に住んでいた私はコクリと頭を垂れる。
その時、ふと我に返り思い出すことができたゆえに、撮影できたのがこの写真である。
やはり、宴会中心のそしりをうけても仕方がない…、のかもしれないのである。
あ、そうそう。旧石器人夫妻(左)と縄文人夫妻(右)である。

死ぬまで愛し続けても愛し足らないほどの奥方を、それぞれに娶った縄文人さんと旧石器人さんのご夫妻にあてられた私が、夜の熊本で散財したのはいうまでもない。